先般、たまに電車の旅もいいなあと思い、酒田駅に向かった。この前使った東京でのSUICAを使おうと改札口に向かった。だがそれらしき装置がなかったので、駅員に尋ねた。「この駅ではSUICAは使用できません。自動券売機で乗車券を買って下さい」との返事だった。その券売機はカード利用もできず現金のみで、札を入れるとジャラジャラと釣銭が出た来た。一世紀前の現象である。
調べてみると山形県でSUICAの使用できる駅は仙台支社管内の山形市周辺の21駅が今年から使用可能駅と書いてある。国を挙げてキャシュレス化に進もうとしている時、このアナグロニズムは何だろう。常々、JR東日本への不信感は今始まったことではない。自分たちの努力はなしで赤字路線の声を張り上げている。米坂線は被災して2年経つが手付かずのまま放置されている。復旧工事をしても赤字路線だから、行政で何とかしろ。それなら走らせてもいいという態度である。
羽越線も最大の赤字路線だと公表した。2005年12月25日に強風による脱線事故が起きた。それを理由に運休、遅延の続発は電車の信用を失墜し、飛行機へと移った。暴風柵は費用が大きいとして進んでいない。JR東日本は公共交通機関としての自覚が欠如していると思える。
郵便、電気、電話はユニバーサルサービスでどんな離党や山奥でも統一料金で安心、安全を守っている。全体の最適化がそこにはある。
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