とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

山形県の監査室

2006年11月14日 | インポート

_003_5  山形県の監査委員に就任して1年半。曲がりなりにも皆さんに助けて頂いて、この重責を執行中である。監査というと聞いただけで堅苦しく感じるのだが、それ程でもなく緊張の中にも、一服タイムもある。難しいことを言うと、監査には、大別して定期監査、行政監査、財政的援助団体等の監査、住民監査請求による監査、決算審査の5つである。
 特に決算審査は、一般会計、特別会計及び公営企業会計の決算について議会の認定を受けるに当たって、監査委員の意見を付けて、知事は議会に提出する事が義務付けられている。決算審査意見書がそれである
住民監査請求による監査も2回あった。この時は、弁護士である委員の存在が頼もしい限りだ。監査委員は議会選出委員が2名、識見委員が1名、常勤の代表監査委員の4名で構成されている。識見委員の委員が弁護士の先生である。
議会選出の委員は、議会会派で選出するのだが 正直のところ、人気が無くなかなか引き受け手がいない。特に後期2年は、選挙を控え大変なのだ。監査箇所244箇所、年間83日が監査で拘束される。監査職員18名は、計数のエキスパートである。
監査委員室は、県庁16階の最上階、広くゆったりした部屋である。デスクが4つ、応接セットと10人分位の会議デスクがあり、ここで膨大な資料に目を通す。警察、学校、県庁の関係する公所は、ほとんど訪れた。忙しいけれども山形県を知る機会に恵まれたことは、有難い。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンマ定食は最高 | トップ | 東京出張物語り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事