とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

盂蘭盆会

2021年08月14日 | 日記

 わが家の菩提寺「大隆山満願寺」は酒田市安田にある。開山は天正2年(1573)の織田信長が天下人になった安土桃山時代の始まりの頃と伝えられている。448年もの歴史があり現住職大場秀弘は27世である。
 満願寺の過去帳によれば、我が家最初の没者は享保8年7月26日の南山自江居士とある。298年前の事になる。住職によれば寺が火災にあっているのでそれ以前の事は分からないと聞いている。
 私が記憶している古い家族は曽祖母で、背が高く高髷でお歯黒をしていた。使用人も含めた10数人余りの食事は番号のついた箱御膳で、並べるのが私の仕事。曽祖母だけは中央に高御膳を据えた記憶が鮮明である。それも70年位前の事だ。
 盂蘭盆はお盆とも呼ばれ、親族や親しい人々が集い、亡くなった方や先祖を偲ぶ大切な仏教行事で「盆と正月」の言葉がある様に、一年の節目でもある。
 昨年と今年はコロナで子供たちの帰省もままならず、淋しいものだ

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