とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

みちのくウエストラインを急げ

2018年10月20日 | 日記

  

 日本海と太平洋を最短距離で結ぶ、地域高規格道路石巻・酒田道路は「みちのくウェストライン」とも呼ばれ、沿線地域の要望高い道路である。日本を俯瞰しても必要性は充分認められる。
 なぜ進まないのか。人口密度が低く小都市が点在している事があげられる。要するに交通量が少なく、費用対効果が小さいとされているからと思える。インフラの整ってない所は住みにくく人口減少が進む。費用対効果の悪化が更に進みそのスパイラルに陥っている。
 日本は貿易立国である。石巻港は太平洋に窓を開けている。カナダ、北米とは一番近い距離にある。一方、酒田港は日本海、中国、韓国、アジア、ロシアに近い。石巻港から入った資材に付加価値をつけて、酒田港からアジア大陸に出す。同様にアジアからカナダ・アメリカへの最短コースになる。
 インバウンドについは、内陸部に魅力的な場所はいくらでもある。観光ゴールデンルートは見飽きているし、新鮮な場所探しが始まっている。この秘境こそがこれからの注目点となれる。先ずは道路がなければ行けないのだ。
 県境またぐ道路は県の温度差もある。先般開催された衆議院第二議員会館の石巻・酒田道路の整備促進懇談会は両県関係国会議員8名の出席だった。小野寺五典代議士が道路局長を伴ってきた。局長は「両県と充分話し合って頑張る」だった。両県が動かないと進まない事になる。

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