先日、マイナンバーカードの書き換えで酒田市平田総合支所に足を運んだ。カウンター前の広いスペースに土人形のお雛様が飾ってあった。素朴な土人形の風合いになんとなく親近感が湧いてくる。3月いっぱい市内各地で開催される「酒田雛街道」に合わせての展示だった。
酒田の土人形は、北前船で京都から伝わった伏見人形が原型と言われているが、酒田の土人形は鵜渡川原(うどがわら)人形と言われ独自の進化を続けてきた。農家の冬仕事として、明治の中頃から土人形は作られ、近隣に広がったものである。我が家にも、ひな人形ではないが、恵比寿様や犬、大黒様や侍などの鵜渡川原土人形がある。しかし、今は土蔵に眠っている。
子供の頃ひな祭りには、ひな壇を作って鵜渡川原人形を飾ったものだ。なぜか我が家に、お雛様の人形がなかったのが不満で面白くはなかった。いつの頃からか、ひな壇に土人形を飾る事を止めた。土人形事などすっかり忘れていたが、改めて土人形の雛飾りに触れて、素朴でキラキラしない美しさを改めて発見した。
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