久しぶりに寿司割烹「鈴政」に行った。いつもの部屋に入ると驚いた。床の間いっぱいに縁起物の大熊手が飾ってあり、新年への祈願が込められた店主の心づかいが伝わってくる。
説明を聞くと、浅草鷺神社酉の市で買ったもので、その中でも大きいものだと言う。佐川急便で丁寧に運ばれて来たものを、店の入り口の戸を外して店内に入れて飾ったと言う。例年飾っていたそうだが、私が初めて気が付いたのかも知れない。店員に、おそるおそる気になるその値段を聞くと「私の月給よりも高価です」だった。
料理が運ばれてきた。日本海で獲れた鮮度の高い煮魚はことのほかうまい。高級感漂う「鈴政」だが客席は予約で満員である。6時から始めた宴席は店主も加わり昔話に花が咲き、閉店の9時まで続いた。今年のつらさを忘れて新年も佳い年でありますようにと願って閉会となった。
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