「全国各地のスーパーからコメが消えた」と連日報道されている。どうやらコメ不足が顕在化してきたようだ。1993年の「平成のコメ騒動」を彷彿させる思いである。気の速い報道はタイ米がおいしくなったと騒いでいる。
そもそもコメ不足の予兆はあった。今から2ヶ月前、飲食店のオーナーから「とうやさん、コメが余っていたなら売ってもらえないか。仕入れが大変なんだ。多ければ有難い」と話し掛けられた。一日数十キロも多量消費する寿司店や割烹などではJAや卸問屋と売買契約を結んでおり、その量は確保されていると思う。しかし、思いのほか売り上げが伸びれば、その分スポット買いとなる。それがスーパーにも現れコメ不足現象がニュースとなり消費者心理に火をつけた。「新米が出るから心配ない」と政府はやっきだが、台風や天候で思い通りにもならない。備蓄米の放出の方法はよくわからないが、輸入米で対応するなどの轍だけは踏んで欲しくない。
天候不順は農家に一番の悩みである。1年に一度の収穫に農家の全てがかかっている。利益は少なくても作物への愛情はたっぷり注がれている。
最新の画像[もっと見る]
- 明けましておめでとうございます 6年前
- 酒田商工会議所女性会と県議の意見交換 10年前
- 全国豊かな海づくり大会に参加 10年前
- 地方創生で大論争 10年前
- ねぎ栽培で世界一かも 10年前
- 酒田自由都市商會が「月見の宴を楽しむ会」 10年前
- 稲田朋美政調会長と意見交換 10年前
- 公認申請と支部長推薦 10年前
- 皇太子さま迎え全国育樹祭 10年前
- 庄内延伸に厳しい答弁 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます