とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

コロナ禍でコメ消費落ち込む

2020年11月07日 | 日記

  コロナ禍で主食用コメ需要の落ち込みが顕著になった。飲食業での需要減退が原因と見られている。毎年、年間10万トンベースで需要が落ちていたが、それを加速させてしまった。コメの会計年度は11月1日から10月31日である。21年度産主食用米は、価格維持するため適正生産量が679万トンと農林水産省は設定している。700万トンを切る需要予測は前代未聞である。
 コロナ禍でコメ需要の落ち込みは現場倉庫にも表れている。契約済みのコメが動かない。農林水産省では21年6月末の民間在庫量が221万トン~227万トンと推定。適正在庫量より50万トンほど過剰になり、その分減反しないと価格は維持出来ないとしている。
 ほとんどのコメ農家はすでに50%近くの減反をしている。一方、政府は2018年より国による生産数量目標の配分をやめ、生産者や団体が主体となって取り組む仕組みに転換している。主食用コメを守るための転作作物も臨界点に達している。過剰生産が価格下落を生み、行き場のない不安が農家を覆っている。
 コロナ禍の今年産生産者米価概算払い金額は60㎏あたり700~800円の値下がりとなった。来年はどんな傾向となるのか予測も出来ない。「余っているから作るな」の市場原理だけで農家は納得できるのか。
 今年最後の作況指数が出された。やや不良に修正され推定在庫が減りそうだとの報道に喜ぶようでは、悲しすぎる。

コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« やっと動き出した高速道 | トップ | 酒田の「三佐藤」文化人 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事