とうやのひとり言

山形県議会議員 佐藤とうや ブログ

減反廃止で業務米が増産

2018年04月28日 | 日記

 先日の読売新聞一面トップに、今年から始まった生産調整廃止に伴う、コメの全国作付け動向が特集されていた。それによると、29都道府県でコンビニ弁当や食堂で消費される業務用米の生産を拡大していることが分かった。
 今までは、消費の7割を占める一般家庭用米でブランド米競争が起こり、激しい産地間競争の戦国時代が長く続いた。ブランド米は、魚沼コシヒカリを筆頭に各生産県の品種開発でしのぎを削って争ってきたものの生産調整廃止を機会に、今後の需要が期待できる業務用米に切り替わったものと思われる。
 減反政策は昭和45年に始った。米価を支えるため国がコメ作付けの一割を全国一律に減反したことに始まる。その間に自主流通米制度が導入され、品質の高いものは高く売れる競争原理が産地間競争でブランド化に拍車がかかった。しかし、コメの消費量は減り続け、4割減反しても過剰基調は変わらない。今年からは、その減反政策も廃止に転換した。
 業務用米の需要が堅調であることから、全国一斉に業務用米の増産に踏み出した。価格よりも売れるコメに舵を切り、生き残る戦略に転換を図ったとも言える。本当のコメ戦争はこれから始まる。
 政府は、農業生産性の効率化を図って世界に打って出ると決まり文句だが、コメについて言えば効率化は極限にある。残された課題は、地形と気象、農業従事者の所得である。

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