とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

だだちゃ豆

2016年08月19日 | 日記

 毎年、今頃の時期になると鶴岡の県会議員が「だだちゃ豆」を送ってくれる。強烈な風味と香りが他の枝豆とは一味違う。「だだちゃ豆」は他産地の枝豆と差別化を図るため、商標登録をとっており、鶴岡の白山地区の30戸位の農家が栽培したもの以外でこの名称は使えない。
 同じ品種の枝豆は近隣農家でも栽培している。「ちゃまめ」などとして出荷されており、それなりにおいしい。しかし、「だだちゃ豆」のブランド力は抜群である。白山地区が適地とされ、「魚沼産コシヒカリ」同様の特別なものとなっている。
 「だだちゃ豆」の「だだちゃ」は、古い庄内弁で「だだ」は「おやじ」の意味で「ちゃ」は敬称である。無理に標準語に訳すると「お父さん」となる。反意語は「ががちゃ」である。「だだちゃ」が白山の限定された地域で、わが子の様に栽培する枝豆のイメージがすっかり定着してしている。
 山形県は特産品の宝庫である。その地域の特産を県議から頂くのはうれしいものだ。さくらんぼ、スイカ、ラフランス、ぶどう、りんご、もも、馬肉、牛肉、ナス漬け、長芋、キノコなどを旬に頂戴する。わたしは、脂ののった旨い魚を12月に、お返しをしている。

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