暖かさに誘われてリニュアルした海洋センターに行ってみた。時々足を運んでいるので、特別な感慨はないのだが「酒田みなと物語」のパネルコーナーは、酒田は北前船で、いかに栄えていたかを知るには充分である。山形県を縦貫して流れる最上川の舟運基地として、酒田港の役割の大きさが偲ばれる。
酒田海洋センターの入場者数は以外と多く、年間6万人を数える人気スポットである。港オアシス指定を受け、海鮮市場や散歩コース等の親水空間としての役割を担っている。港は大きな観光資源でもあるのだ。大きなモニュメントを入れた再整備ができれば、観光の目玉に充分なれる。
酒田港の国際コンテナ定期航路は、海外貿易の基地港として再び脚光を浴びてきた。国内は陸路や鉄路に奪われても、海外は舟運である。グローバル化した物流は港が基地になる。「酒田はやっぱり港町」である。酒田の政策は港「一点集中全面展開」に特化すべきと思えてならない。
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