とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

鳥海山の水源涵養に遊佐町で山林取得

2011年12月11日 | インポート

Img_1811  昨日、上藤崎自治会館で県政報告会があった。周辺自治会の皆さん30人ほどのミニ集会である。遊佐町は鳥海山の恵を存分に利活用し、伝統と食文化、自然豊かな「地域幸福度」満点な地域である。
 私は「山形県は顏の形をしている。後に引っ張られず、前を見るべきだ。前には莫大な市場がある。風力発電の適地も広がっている。日沿道の見通しもたち、防風林を守る工事も追加された。要望されていた通学路の着工も始まる。つや姫の生産規制も緩められる事になり、皆さんの技術を存分に発揮してもらえる事となった」などと県政の報告をした。
 時田町長も駆けつけてくれた。町長は「鳥海山大物忌神社 吹浦口ノ宮の本殿など建物6件が国登録有形文化財に決まったと、今日うれしい連絡が入った。水源涵養林として、胴腹の滝の上流部の山林を保護するため秋田県の石材業者から、14haを1200万円で買い取った。採石による水質汚濁や水源枯渇を防ぐため、20年にわたった採石業者との対立にピリオドが打てた」と喜びを語った。
 質疑応答も活発で会場は盛り上がった。桝川鮭生産組合長の尾形修一郎さんが、珍味のメジカを持ってきてくれた。尾形さんは「メジカは、我々が放流した鮭がオホーツク沿岸で捕獲された高級魚だ。初めてだと思うが食べて欲しい。2月にはオホーツク漁協の方が来る」と紹介した。
 メジカを肴に懇親会は深まる一方だった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする