とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

国際定期コンテナ週2便に復活

2011年02月27日 | インポート

002  リーマンショック以来減便されていた酒田港と釜山港を結ぶ国際定期コンテナ航路が3年ぶりに2便体制に復活した。重点港湾の指定、登録燻蒸倉庫の東北唯一の指定に続く朗報である。
 そもそも酒田港と釜山港を結ぶ国際定期コンテナ航路は、16年前の1995年の5月に就航、増減便を繰り返しながら、2008年の1月からは1便となっていた。週1便は利便性が悪く荷主からの苦情が寄せられていたが、知事を先頭に高麗海運に出向き、要望活動を進めた結果実現した快挙である。貨物量と便数は鶏と卵の関係にある。貨物量が多ければ海運会社が増便するのは当然なのだが貨物量が少なくなった時に問題が発生する。減便による利便性の悪化と貨物量は負のスパイラルに入り込み、抜け出す努力は並大抵ではない。せっかく実現した2便化を失わないように酒田港の利用促進に向けた物流集積を官民一体となって進めなければならない。
 記念すべき高麗海運の「サニーシーダー」3986トンは、25日の午前9時に入港した。歓迎式典があり関係者が歓迎のあいさつとテープカットが行われ、私も県議会を代表して加わった。
 この日は、コンテナ30個を下し、27個を積んで「サニーシーダー」は静かに出航した。

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