とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

国技の国際化

2008年08月23日 | インポート

Photo  第35回東北総合体育大会が、山形県内を会場に開催された。東北各県より5000人のアスリートが25競技で熱戦を繰り広げることになる。北京オリンピックの感動が続いている中、郷土の期待を背負って悔いのない競技を展開してもらいたいものだ。酒田市は相撲競技の会場になった。昨日の歓迎レセプションに引き続いて、今日の開会式に臨んだ。歓迎の言葉はいつになく気合がはいった。 競技に勝つことの難しさは、連日のテレビで、いやと言うほど見せてもらっている。 柔道と同じ様に、相撲の国際化も進んでいる。国際相撲連盟には78ヶ国が加盟しており、正式のオリンピック競技になる努力が関係者の間でされている。1998年にIOCの暫定承認団体となったが、2002年に日本が強すぎる理由で取り消され、近年、IOCはプロを排除しないとの原則に基づき、2004年に復活した。国際大会もすでに5回開催されている。
 オリンピック競技になるには世界への普及や、男女の競技人口の増加は絶対条件である。そのために、トランクスの上に廻しをつけるルールを設定したり、女性の相撲への参加を促すために新相撲の普及を図り、新相撲世界選手権大会も開催されるなど、2016年に東京オリンピックが実現する時がチャンスと捉えて準備を進めている。柔道も、柔道着の色やルールの変更には違和感もあったが、国際化とはこんなものかとも思えるし、相撲もやがては同じ運命にあるかも知れない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする