『インビジブルレイン』 誉田哲也

2012年08月02日 19時19分52秒 | 誉田哲也
暑さも小休止かな?と感じる33℃



「姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。隠蔽されようとする真実―。警察組織の壁に玲子はどう立ち向かうのか?シリーズ中もっとも切なく熱い結末。 」(BOOKデータベースより)

ストロベリーナイトの続編。4冊目になるのかな?ストロベリーナイトソウルケイジ、シンメトリーは紹介しなかったかな?記事がない。読んだ記憶はあるけど。

今回、なんと姫川玲子が恋をします。
しかも相手が暴力団組員。

上に載せたとおり、「柳井健斗を捜査してはいけない」という刑事部長からの指示が出ます。
これは、柳井健斗が過去に起こった事件の被害者であることから、柳井が真犯人を自らの手で殺したのではないかという懸念と、過去の誤った捜査による上層部への責任を恐れてのこと。

ただ、ストロベリーナイトファンの皆さんならわかると思います。
姫川ならどうするか。

ただねー、今回の姫川、あんまり冴えてない。
勘も鋭くない。

物足りないっていったらだめかな?
もっとぐいぐい捜査していってもらいたかったなーって思いました。

★★★☆☆

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国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。 (BOOKデータベースより)