『図書館危機』 有川浩

2011年09月07日 20時57分42秒 | 有川浩
涼しくなってきました。



「思いもよらぬ形で憧れの“王子様”の正体を知ってしまった郁は完全にぎこちない態度。そんな中、ある人気俳優のインタビューが、図書隊そして世間を巻き込む大問題に発展。加えて、地方の美術展で最優秀作品となった“自由”をテーマにした絵画が検閲・没収の危機に。郁の所属する特殊部隊も警護作戦に参加することになったが!?表現の自由をめぐる攻防がますますヒートアップ、ついでも恋も…!?危機また危機のシリーズ第3弾。」(BOOKデータベースより)


第1作目の図書館戦争、第2作目の図書館内乱に続く第3作目になります。


話は前作の最後、王子様がだれか知ってしまったあとからはじまります。

メインストーリーは、表現の規制についてでしょうか。

なんか、とても紹介しにくいのでサブストーリーの郁と堂上の恋物語を。笑
二人の関係はどんどん進展していきます。

郁は郁で、堂上のことを確かに好きになっていくし、
堂上は堂上で、それを受け止めつつ、郁のことが気になって仕方ない。

これは、第4作目の図書館革命を読むっきゃないっすねー!

面白みとしては前作よりも好きです。

★★★☆☆


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