葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

遺影写真に魔法をかける料金

2007年08月10日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
引き伸ばしだけでそんなにするの?!

なんていわれちゃうこともある、遺影の料金
確かに町の写真屋さんに頼むより割高だと思います
特急ですし、細かい変更や加工も飲んでもらうと
ああいった料金になるんですよね。


安い写真屋さんというのは、沢山営業に来るのですが・・
「加工は中国です」とか
「パートに任せてます」とか

無茶なことをして無茶なりのクオリティになっていると
当然パスです。

角度の補正や、色調や色温度
ネクタイ直して、肩足して、首の角度2、3度いじって
赤ちゃん消して、服作ってだとか
無いものまで問題ないように作ってもらったりしているし

かといって加工できるだけじゃダメで
ギリギリまで元の写真の感じをのこすといったセンスが求められてしまいます


もちろんその写真がどのような状況下で取られているから
全体の色調に影響を及ぼしているとか
そういったことを理解するためにも、カメラの知識も必要になってきます

さぁさぁ、小難しいことが続きましたが
結論をいうと


「葬儀の写真は、もうちょっとこうだったらなぁ」ということになるように
魔法をかけてもらってます、細かい仕事を十何年作っちゃだめだししたり
写真屋さんと一緒に悩んだり、議論が深夜にわたることもありながら


「葬儀の写真」にするために、細かい作業の積み重ねで
「葬儀の普通の写真」を作ります

元版が普通じゃなくても出来る限りなんとかするために
魔法が色々あります

なんでも出来ます、まかせてください・・なんて無責任なことはいえませんが
現実的には出来る限り、いい写真に仕上がるように最大限の努力を払ってきました

加工しないとわかりにくいことなのですが
十何年分の勉強が詰まっています。

そんなに高いもんじゃないですよ。

葬儀の写真は、普段着でもしっかり

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混んでましたね~

2007年08月10日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
お盆でも仕事は休みということは無く
都内をみんなで駆けずり回っています

幹線道路も裏道も混んでますね
トロトロ運転はバッテリーに悪いので
クーラーを切って、窓全開で走っています

汗も沢山でるので天然デトックスですね~

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なんで葬儀屋をやっているのか?

2007年08月09日 | 葬儀屋ポエむ&葬儀屋はなし
取材なんかが来ると、かならず聞かれるのが
「佐藤さんはなんで葬儀屋さんやっているんですか?」という質問

僕はこの仕事好きなんだと思います
いつも相手が違って、若くして亡くなった人の遺族や、100歳超えて大往生だ!という
遺族もいるわけです100人いれば100人お葬式は違います

やることは一緒なんですけどね
違うっていう気がするのは不思議です

最近は施工の方は会社としても実力的にも安定してきたので
打合せの時が一番難しくていいですね

うちあわせをしてると、ああ~これってライブ(生)だよなぁって思うんです
ステレオタイプにみれば、遺族=悲しいですが
現実は違います

混乱や焦り、不安といった要素が一番多く
しかも何人ものひとが色々な意見をもってその場にいるわけです

そういった人たち、一緒にいるときの場の感じをつかんで
どういったときにどんな風に話していくのか
どんなことを話さず、どんなことを話してというのを
リアルタイムに判断していくわけです

提案を多くすることもあるし
逆に最低限やることはこれだけですよなんて
単純化することもあります。

事前相談があった場合には、相性を考えて
「この仕事は結構難しいし、相性もあるから○○君か○○君ね」なんてときもあります

そういうこともあって、お葬式ってライブだなぁと思うわけです
ええ、変わったことを特にするわけじゃないですけどね
いつもギリギリまで、仕事を研ぎ上げていこうっていう
そういう会社にしたいんです。

難しいからこそ面白い
葬儀屋ってそういう仕事です

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お医者さんにかからず亡くなってしまった場合

2007年08月08日 | 葬式豆知識


杉並のアパート 84歳男性病死 認知症の妻1週間気づかず
8月8日8時0分配信 産経新聞


 7日午前10時ごろ、杉並区荻窪のアパート一室で、この部屋に住む無職の男性(84)が死亡しているのを、知人から届けを受け、駆けつけた警察官が見つけた。男性は死後約1週間で、外傷はなく病死とみられる。室内には男性の妻(83)がいたが熱中症の症状を訴え入院。妻は認知症で「夫が起きてこない」などと話しているという。

 荻窪署の調べでは、夫婦は約10年前からアパートで2人暮らし。夫は布団の上でバスタオルをかけあおむけに倒れていた。荻窪署は妻が認知症で夫が死んだことに気づかなかったとみて、知人や親族らから詳しく事情を聴いている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000099-san-soci
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辛い事件ですね。これから高齢者の世帯が増えるから、こういった状況も増えて行くことでしょう
この暑さのなか一週間たつと腐敗も進行して、防臭の処理や遺族へのケアといった部分が
葬儀屋的には大変な仕事なんだろうなと思います。


さて、こうやって24時間以内にお医者さんにかからずなくなってしまった場合
孤独死や(こういった案件も孤独死にあたるのかな?)事故や、自然死(老衰、病気)でも
24時間以内にお医者の診断を受けて異な場合は、警察に連絡を行い

東京23区の場合は監察医務院から監察医の先生が来て死亡を確認します
この場合は死亡診断書ではなく死体検案書というものを発行してくれますが
どちらもほぼ書式は一緒です

死亡診断や死体検案が終わるまでは、ドライアイスをつけたり遺体をいじったり出来ませんので
要注意。
これからは自宅介護も多くなってきますし、独居老人も増えてきます
考えたくは無いですが、発見した場合はまず病院や警察に連絡をしましょう。

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新・葬儀社選びの基準

2007年08月06日 | 葬式豆知識
これだけ、ネットでも情報があふれ出すと一体どこに頼んでいいのかわからなくなります
以前は「事前に見積もりを提示してくれる」「対応が良い」「親切そう」などといった基準で
ある程度選別できたのですが

現在はあまり質のよくない葬儀社でも上の事にだけは対応していたりするので難しくなってきて
しまいまいした。

さてさてこの玉石混交の葬儀の情報の中で、いったいどうしたら
「良い葬儀屋」にたどり着けるのでしょう?

素直に考えれば、悪いやつらに頭の先を飛ばれます
人生で大切なのは頭をひねって工夫をすること・・・


さぁ、今日もひねりますよ~

ひらめきました!

こういった質問はどうでしょう?

「アナタの会社の弱点はどんなところですか?」

すごく意地悪な質問ですが、これにちゃんと答えられる人や会社は
良い会社の気がします。

うちの場合は、基本家族経営ですから。大企業のようなカッチリとした
対応ではありません
(この業界に限っては大企業の方がグタグタしちゃうことの方が多いんですけどね(笑))

そんなに大規模とかではないので
ZARDの葬儀とか、一国の首相の葬儀とかはできません。
ただ逆に普通に生きている、学校の先生や社長さん、普通のお勤め人や普通の主婦だったおばあちゃん
街のお医者さんや、八百屋さん、畳屋さん米屋さんなどなど

そういう人の葬儀はとても得意です

全国展開はできませんが、車で二時間圏内だったらどこへでも葬儀をしにいきます
家が店で家にに住んでますから、夜中も直ぐに出動できます。

なにより、顔の見える社員を一人ひとりちゃんと教えていますから
大きなところより遥かに仕事の質は良いはずです
それだけ一人の人間を手間隙かけて育てています。

一番大事なのは、うちの会社には売り上げノルマといったものがありません
一人一人のお客さんに喜んでもらえれば、自然と売り上げは付いてくるし
望まないものを売るのは商売じゃないと僕が思っているからです。

小さいからこそできる、経営方針だと思います
まあ、たんに僕のわがままです

ま、弱点と強みは裏と表のようなもので
きちんと弱点が言える会社は、どんな会社にせよ
誠実な対応をしてくれると思います。

日本で一番にならなくても、一人一人のお客さんにとって一番の葬儀屋だったら
それが本当の「日本一の葬儀屋さん」じゃないかとふと思ったのです


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