エレキギターの製造販売で一世を風靡していたギブソン社が、倒産の危機にという報道があります。
私はフェンダーのエレキベースを一時使っていましたが、ギブソンはギター奏者の憧れで、プロのほとんどが使っていた印象です。
経営危機の原因は会社の多角化にもあるようです。
日本では、一時エレクトーンなどの電子オルガンブームがあり、私もその渦のなかにいました。
同じ時代を過ごした私にも、一言では片づけられない思いがあります。
反省もしながら、今思うことは、楽器業界(一職人から大企業まで)は、ハード(楽器製造販売)以上に、ソフト(音楽の振興)に力を注ぐことが必須ということです。