今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

映画版「オペラ座の怪人」point of no return

2005年03月26日 21時41分47秒 | オペラ座の怪人
 ドイツ語吹き替え版と英語版のOST(2枚組)を聞いています。

 映画の映像込みで見るのと、CDで音だけで聞くのとでは、
 だいぶ違います。

 「point of no return」クリスティーヌの
 あの低音部分は難しいんですかねえ。
 エミー・ロッサム、映画で見ると
 あまり気にならないのですが
 音だけで聞くと、ちと苦しい。

 その点、かなりルックスで得をしています。
 映画だと、つい肩を滑る
 白い衣装のショルダーの上がり下がりに
 目を奪われてしまって、、、。

 ドイツ語吹き替えCDのクリスティーヌ役
 Jana Wernerのほうが
 「Nun gibt es kein zuruk」に関しては
 平均点で上回ります。
 音がふっくら聞こえます。
 それでも低音部は不協和音に聞こえます。
 あの低音部、きれいに出せる
 クリスティーヌ役は、いるんですかねえ、、。

 エミー・ロッサムのいい所は、普通の音で歌い始めて、
 これは普通の人にも歌えるかも、と思わせておいて
 普通の人には無理な音域へ徐々に上がっていくところです。

 エミー・ロッサムのいい所は、訳がわかっているのか
 分かっていないのか、あどけないところ。
 そんな、分かっていないような
 ぱちっとした瞳がなんとも
 コワク的。コケティッシュです。
 
 それが、いい所でもあり、欠点でもある。
 「think of me」、「angel of music」では
 実際のクリスティーヌ役の設定
 16.17歳に近いエミー・ロッサムの
 エンジェルぶりが心地良く、新鮮なのですが、
 「point of no return」になると、
 その若さがなんだか、アダになるんです。

 このあたりは、宝塚で二人目の
 「エリザベート」タイトルロールを務めた
 白城あやかちゃんだったら、前半と後半の
 クリスティーヌの違いを旨く表現できるのでは、
 と思うのです。「エリザベート」の子供時代の
 小娘ぶりが印象に残っています。

 映画はビジュアルですから、
 エミー・ロッサムちゃんで結果オーライなのですが、
 CDだけ歌だけになると、
 役の設定年齢と実年齢が近いことは、
 「point of no return」に関しては
 逆に不利に働くように思えてなりません。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
solaさん TBありがとうございました (satesate)
2005-03-27 21:15:44
 solaさん、TBありがとうございました。



 今、オペラ座の怪人のOSTを聞いていますが、

 映画だとけっこう視覚的に

 だまされていることに気がつきました。



 私が今、気に入っているのは

 「マスカレード」のあと

 怪人が真っ赤な衣装で登場する

 (意外に目立ちたがりやさん?)

 「Why so silent?」が好きです。



 ロンドンで「オペラ座の怪人」をみた人によると

 舞台では、オークションの場面から始まり、

 本当にシャンデリアが引き上げられるそうです。



 舞台版は装置の素晴らしさも見どころみたいです。

 舞台装置の見事さを実際に見に行きたくなります
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。