さしこうスタッフブログ

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イランで大自然の絨毯に出会った旅の話 第2章

2018年08月12日 | 番外編

染色工場にてまずはハミッド ゾランヴァリ氏が糸についての説明をしてくれました

彼が手にしているのは羊から刈り取ったばかりの羊毛です

羊1頭からおよそ1,5kgの羊毛が採れるそうですが

それを遊牧民カシュガイの織り子さんが手紡ぎしていき糸を作ります

紡いだ糸がこちら!

この糸があってはじめてギャッベを織る事ができるのです♬

ちなみに羊毛の刈り取りは春と秋の年2回行われます

上質なのは春の方でゾランヴァリ社では春に刈り取る羊毛のみを使っています

だからこそあの手触りの良さ柔らかさが実現できているんですね~!

そして糸を染める染料は約15種類の草木です

染料について説明してくれたのはゾランヴァリ社が誇る染色博士のレザイー氏です!

彼は新色の開発も行っており日々染色の実験も行っているそうです

これらの染料を粉末にして

沸騰する大きな窯の中に染料と糸を入れて棒でかき混ぜていきます

イメージ的には茹でるというか煮込むというか…

私ろぐおも体験させていただきました

水分を吸った糸は想像以上に重く手伝ってもらってようやく持ち上がるほどでした

これはかなりの力仕事だ(>_<)

たくさんの窯が整然と並んでいる光景にも迫力を感じました

染めた後は天日干しです

染まった糸をちょっと拝見!

とてもキレイな色に染まっています

それでいて少し染めムラ(アブラッシュといいます)があり

糸1本1本に個性というか表情があるように感じます

 

 これらの色もレザイー氏が開発した新色です

草木で染めたとは思えないような鮮やかな紫やピンク♫

 

そしてこちらが新色を生み出す研究室!

ここで実演を交えて説明してくれました(^^)

レザイー氏曰く天然染料であるが故に一定の色を出し続けるのは難しいそうで

時には染料の配合を変えたり別の染料を使ったりして同じ色を作り出す工夫もしているそうです

まだ糸を紡いで染めている段階なのにこれほどの努力と工夫があったとは…

最高品質と名高いゾランヴァリギャッベの確かな品質の裏側を垣間見る事ができ

ゾランヴァリ社の染色工場を後にしました

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