椎茸消える

やっと雨と強風が治まり2日ぶりに椎茸の榾木を見に行った。あれほど
出ていた椎茸が消えていた。まず夫に「椎茸取った？」と尋ねる。
「取ってないよ」と答えた。また山の小動物に取られたのだ。2日間見に行かない間に。
夫の柵は何も役にたっていないのだ。柵の上が空いているのでそこから入ったのだ、
これは猿かハクビシンの仕業に違いない。私は網を上から被せ重しの木をのせた。
これで横からも上からも入れない。私達が勝つかどうかは分からない。
本当の獣対策をするにはお金もかかる。コンクリートのポールをたてて周囲を
トタン板で囲み上部は網をしっかり張る。人間の私たちも入れない。
小さな椎茸が頭を揚げているから、どうしても収穫したいなあ
水仙も少なくなっていた。家の周囲を全部囲まなければならない時が来る。
その時はもう村に人よりも山の獣の数が増えているのではないいだろうか？
地球温暖化で冬も雪が少なく彼らは年中村に降りてきて人間と同じものを

私は山の獣たちと共存する難しさをしみじみ感じる。
食べるようになったのだ。