美山たそがれメール

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朝霧と松茸と蝮

2019年10月28日 | 日記
今朝は少し冷え込み朝霧が立ち込めて秋の朝だ.
ゴルフ中継でタイガーウッズの優勝を見て、10時から
母屋の窓を開け放し風を入れる。カメムシが発生
している時期なので注意が必要だ。
出かけ先から帰って来た夫に松茸山まで送ってもらう。
今日出ていなければ今年の松茸シーズンは終わりだろう。
私の山行きの最終日はいつも酒を持って行き感謝の印しに
酒を撒くのだ。

先週は雨続きだった。昨夜も少し降っていたようだ。道が濡れている。
落ち葉も敷いているので滑って転んだら骨折するだろう.ゆっくりと
急斜面登り尾根道に出た。そして松茸の根元を回る。最初1本も見つから
ないのであきらめて帰ろうか、お酒を撒こうかと思った時1本頭を
あげている松茸を見つけた。根元に手をまわし引き抜いた。虫も
ついていないし軸もしっかりして、匂いもしている。「よかった」
と胸を撫でる。その時足の先に蝮がいるのを発見。こんな10月下旬に
蝮がいるのだ、それによく動いている。この村の人は蝮を殺すが私は
できない。退散する方がいい。酒を撒き散らし大急ぎで降りてきた。
帰り道せんぶり花が咲いていたので数本引き抜いてきた。以前は林道の
両脇に群れて咲いたが2年前の台風で土砂が崩れ林道をふさいだ。
去年は咲いているのに気がつかなかった。持ち帰り家の裏山に
植えた。松茸のころは竜胆とせんぶりの花が咲く。里では木犀が咲く。
今年は木犀は9月下旬に咲いて驚いた。

今日山で考えたのだが、今年は異常に気温が高く8月9月の雨量が少なかったのだ。
これが松茸不作の原因なのだ。今週も来週も平年より気温は高いそうだ。
松茸山にはまだ2回ぐらいは登らなければならないだろう?