夕方紋次郎を乗せて佐々里峠に走る。峠の頂上の手前のカーブの所に雪が残っていた。もう少しだが。がんばっているなと感心する。連休には融けてしまうだろう？こんなに遅くまで残るのは数年ぶりだ。３月の２３日に３０センチほど積もったからその雪かもしれない。頂上まで登り京都市側に入ると八重桜が咲き始めたところだった。この木がまだ小さかった頃枝先の蕾を摘んで桜の塩漬けをした。今では手の届かないほど、木が大きくなってしまった。３０年もたっている。ただ峠付近は雪が多いので枝が折れたり成長も遅いと思う。雪のせいか根元から数十センチは枝もない。私がよく佐々里峠を通ったころは３月の２０日過ぎから連休明けまで桜に出会った。この道は京都に通じている。京都市の桜は３月２０日ころから咲く。最後の峠の桜の終わりは連休頃になる。鴨川沿いのさくらもいいが鞍馬、花背の桜もいい。峠は山桜と八重桜だ。かって佐々里がわにはソメイヨシノが植えられたがうまく育たなかった。昨年ブータンの研修生が来て記念に桜を植えて行った。だいぶ枯れたり鹿が食べたりしている。残った桜が咲いてくれるといいのだが。