団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の52年138 枯れる頃

2017-12-10 16:19:40 | 日記

団地内の樹々は葉を落として静かに冬眠に入ったようです。

高い梢にかりん?の実が一つ、葉も一枚。団地近くのお家、ザクロは実が爆ぜて・・必死に樹にしがみ付いてるようで・・

ススキは枯れても見栄えが良い、ですがセイタカアワダチソウはこんな・・・

落ち葉はやがて土に帰り年々団地の樹木は大きく大きくなって、既に団地サイズでは無くっています。でも今年も夏の厳しい暑さを避けられる涼しい緑陰を沢山作ってくれた貴重な樹々なのです。

団地内の東松園さんが団地内の数か所に集めた落ち葉の集積場で偶然お会いしたこの方は隣の鎌ヶ谷市から来られたそうで、専業農家では無いけれど畑を幾らか持っているので、毎年この落ち葉を戴きに来るそうです。畑のたい肥には脂分の多い松葉が入ってはいけないのだそうですが、この集積場の傍に松の木が有るのですが、今は葉が青々茂っていました。松の樹は一年中青々してるようですが、良く松葉が枯れて地面に落ちてますね~「アレって何時枯れるんでしょうか?、ヤッパリ今の時期なんですかね~」・・落ち葉は持ち帰って色々他の肥料を混ぜて野菜の堆肥にするのだそうです。広い団地内、並木通りの落ち葉は毎年UR指定の東松園が集めているようですが、膨大な量の落ち葉、何パーセントが団地内の土に戻るのか気に掛かるところですが・・

私達が若い頃今から50年も前になりますか、子供達が幼稚園に通っていた頃、近所の団地友達の母親等が話し合って、一度か二度、直ぐ側の公園の砂場で落ち葉を集めて焼き芋を作り、焚火の周りを囲んで幼い沢山の子供達と若い母親達が和気藹藹で楽しい一時を過ごした話を聞いて懐かしくも若い頃の自分を思い出している私ですが・・その頃の団地は子供達も大勢集まったし、子供達の面倒見は母親の役目、会社勤めのご主人達はそんな集まりには顔を出さないで遠慮してたか、今は少子化の時代、親は共稼ぎが当たり前の時代、益して当団地は老人ばかり、いや自分は嘆いている訳では無いのですが、現在落ち葉を団地内で燃やそうにも、「煙たい、煙たい洗濯物が汚れて困る、なんと非常識な事を」と声無き声が隅の方で燃え上がって来そうで・・

天気の良い日の団地は洗濯日和

私の家の22号棟、お隣一人暮らしのご老人、年中前の道路をお掃除中、特にこの時期は落ち葉の清掃で朝から日が暮れるまで掃いています。排除では無く落ち葉を掃いているのです。いつも朝「コンニチハご苦労さんです」と声を掛けると「コンニチワ」と明るい声が返ってきます。いえ妻は何処のオジサン老人だか知っているらしいのですが、私は同じ棟なのに、その人とは挨拶以外言葉を交わした事が有りません、その老人はボランティアの精神と、自らの健康の為にセッセと今日も前の道路のお掃除をして下さいます、集めた落ち葉は纏めて置くと誰かが持って行ってくれるらしいのですが、いつもこれ以上落ち葉の袋が積みあがる事もないようです。

昼近くなると、お腹が空く訳ではないが外へ出ると、どこかで二人の昼食用にと、まして今日は土曜日、例によってアレコレ心の中で調達先を考え考え歩いて、ヤッパリ生協売店に足が向くのです、此処は小さな店舗だけど、出口近くの弁当、惣菜売り場迄色々有るのは生協も商売上手なのか、入り口から果物野菜売り場、魚売り場刺身、干物、種類、数共少ないが、次が肉、練り物、佃煮類、パンの売り場が有って最後がお目当ての弁当惣菜売り場です・・グルリとその辺りを一回りして買う品を見定める、お弁当は必ず一つを二人して食べられるように今日はお稲荷、小さなおこわおにぎりと後もう一つ何だっけ食べて忘れて皆二つづつ、とコロッケ一つ、とチキン二つ(骨付きチキンは半分に出来ないので)と、アジフライ一つ・・と専用の袋に入れたその時、奥の方から荷台を運んで来た係りの若いおばさんが私の手元をチラッと見て「今出来立てです、揚げたてですから、取り替えましょう」・・「エッまあいいや・・」何事も面倒くさがり、同じ値段、同じアジフライだといい加減な判断、余計な遠慮をする悪い私・・然しシッカリおばさん、なおも「さあさあ、どうぞ」と袋から私が今入れたばかりのアジフライを自ら取り出さんばかり・・やっと私も・・「では・・」とトングを袋に突っ込んで、モタモタ・・やっと取り出したアジフライ一つ、「元へ戻して下さい」そしておばさん否お姉さんは私の袋にアツアツの揚げたてアジフライを一つ入れて呉れました。手の平の袋を通して、出来立てのアジフライは私の帰宅を急がせました、・・その途中です、私の携帯に妻から電話が「お父さんお昼は?何か買って来てくれる?」「おうっ、今買って帰る途中だ・・」「そうならいいけど・・・」

アジフライも半分づつ、コロッケも半分こに、今日もゴチソウサマ

早いものでもう一週間、今晩もサイゼリアです。

北朝鮮の木造船、北朝鮮のサッカーチーム、北朝鮮にいるあの人は何も感じないのでしょうか、日本人の中にも近頃オカシナ人がドンドン増えている気がします。

尤も12月8日のあの日、帝国陸海軍は本八日未明西太平洋においてアメリカ、イギリスと戦闘状態に入れりの、正に私は大人の人と同様1億一丸戦争勝利の高揚感でイッパイでした。欲しがりません勝つまではと信じていました。それが敗戦で挫折を味わった訳ですが、今度戦争が起きたら挫折どころか、考えると恐ろしい世の中になったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 


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