望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

街角に生きる

2018-05-29 15:21:56 | 望郷クリームソーダ
「街角に生きる」

摺り足の忍び足
猫のような足取り
早足の急ぎ足
路面を叩いてバタバタ
カラスがカアカア喚く行き先
時間に追い込まれる

街角に立つとよろける
塞ぎ混んで負けてしまう
生きてるとはやられること
やり返すより逃げればよい
街角の罪悪に汚されるより
転んでしまえばよい

誠実さをボロボロに粉砕
健全さをサラサラに撃沈
摺りきれるまでやられるなら
果敢に立ち向かうより
逃げてトコトン生きて行く


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビジリアン絶唱 | トップ | 無常を越えて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿