Sankoの遊び場

私Saonkoが色々調べて紹介するブログです。

故事成語「切磋琢磨」

2016-03-21 11:11:15 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回紹介する故事成語は「切磋琢磨(せっさたくま)」

この言葉も結構有名で、意味も意味だけに「青春と言えばこれ!」みたいなところありますよね(あくまで私の主観ですが。)

意味は「自分の素質を努力して磨くこと」、「仲間同士励ましあって、お互いの向上を目指すこと」。

「切磋」とは角の細工をするとき、骨などを刀で切り、やすりで磨くこと。

「琢磨」とは宝石などを打って形を整え、砥石で磨きをかけること。

どちらの作業もすぐには終わらず、長い時間をかけて立派な作品を作り上げるという作業。

その二つの言葉を合わせ、努力という意味の代名詞であろう「切磋琢磨」という言葉が生まれたわけですね。

 

そして、そんな切磋琢磨を一番取り組むであろう学生時代。

私も運動部の部活動に入り、努力して何とかレギュラーに入ることが出来ました。

メンバーの中では弱い方ではありましたが、私の人生で数少ない努力、そしてそれが実のった、いい思い出となってます。

社会人となった今でも、そんな環境に巡り合いたいものです。

 

それでは今回はここまで!ではでは!


故事成語「千里眼」

2016-03-20 11:52:22 | 故事成語

皆さんこんにちは!

やっべぇ寝過ごした!!

というわけでちょっと急ぎ足で故事成語紹介行っちゃいます!

今回紹介する故事成語は「千里眼(せんりがん)」!

この言葉自体は結構有名なので、今更紹介する必要もないかもしれませんが、

改めて紹介させていただきます!

意味は「遠い場所の出来事などを直感的に知る能力、またはそれが出来る人物」。

 

魏(ぎ)の国の揚逸(よういつ)という人物は、広い情報網をはりめぐらせていて、部下一人ひとりの行動をすべて心得ていたそうです。

そんな彼を人々は、「あいつは千里(せんり。とても遠い距離)先の事も見ぬく眼を持っているぞ」と恐れ、

それが千里眼の由来となったとされています。

 

広い人脈による情報網、そして部下の行動を随時把握する能力。

昔の人たちはそういう人並み外れた能力を、超常的なものに見えたのでしょうね。

しかし実際に千里先のことが見通せたらどんな感じなんでしょうか、ちょっと興味あったり。

 

それでは今回はここまで!今回勢いに任せた内容になってしまってすいませんでした!ではでは!

 


故事成語「太公望」

2016-03-19 10:47:57 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回紹介する故事成語はこちら!

「太公望(たいこうぼう)」!

意味は「釣りをする人、または釣り好きな人」。

・・・故事成語っていうよりは別名って言うか、あだ名みたいですね。

中国の書物「史記(斉世家)」の記されている、釣り好きの人物が由来になっています。

周(しゅう)の国の王西伯(せいはく)が狩りに出かけた時に、渭水(いすい)という川で呂尚(ろしょう)という老人に出会いました。

西伯は、その釣り好きの老人と話をしているうちに、老人の知識と徳の高さを知っていきました。

西伯は「あなたこそ太公(たいこう。西伯の父)が望んでいた賢人だ」と、呂尚を師とあおぎ、尊敬しました。

そして、「太公」が「望」んだ人物である彼を「太公望」と呼ぶようになったことが、この故事成語の由来となったそうです。

 

釣り好きを太公望と呼ぶようになったのは、その呂尚という老人が釣り好きだったからんですね。

ならば、某釣りバカのあの二人も、太公望ということになるのでしょうか。

なんか途端に偉く見えますね(笑)

 

それでは今回はここまで!ではでは!


故事成語「他山の石」

2016-03-18 10:49:40 | 故事成語

皆さんこんにちは!

いや~年を取ると時間が早く感じるって本当ですね。

自分の中じゃまだ2月の感覚ですよ・・・・っていうのは大げさですが、もう3月も半ば過ぎてるんだなって思うと本当に早く感じます。

気が付いたら紹介していた故事成語も結構な数になってますし気が付いたら終わってた・・・なんて風にも思っちゃうんでしょうね。

 

それでは今回も始めていくわけですが、今回紹介するのは「他山の石」

意味は「自分のものより劣っているような言動や行動でも、自分の知徳を磨くために役に立つということ」。

中国最古の詩篇「詩経-小雅・鶴鳴」に記されている「他山の石、以って玉を攻むべし」という言葉に基づき、

「よその山の粗悪な石でも、それを砥石として利用すれば、自分の玉(宝石)を磨くのに役立つ」という意味で、

他人の誤りでも自分の修養(しゅうよう。人格を高める事)に役立てることを言うそうです。

 

他山、つまりよその石という言葉を使っているので、「自分には関係のないもの」というイメージが付きますし、実際そういう意味で使っている人もいるらしいのですが、

そちらは間違いで、実際は「自分より悪いと思うものでも、自分にプラスになる様に役立てる」という使い方が正しいです。

 

私の知り合いに漫画家を目指している奴がいまして、そいつが先生に

「漫画のストーリーを考えたいなら、自分に関係のないと思うジャンルの作品にも手を出すべきだ」

みたいなことを言われ納得がいかなかった感じだったんですが、あらゆる知識を蓄え、それを自分の目標に活かすようにするというのは、

確かに重要なのだなと、この言葉を勉強した後は思います。

今こうして故事成語の勉強もしているわけですが、これがどこかで役に立つかもしれませんし。

私が書いたこのブログが、誰かの役に立っているならば、それもうれしいことですしね。

 

それでは今回はここまで!ではでは!


故事成語「武陵桃源」

2016-03-17 08:57:49 | 故事成語

皆さんこんにちは!

昨日は近所のパン屋でパンを買って食べたんですが、パン屋のパンっておいしいですよね!

スーパーやコンビニで売ってるパンと比べて、どう違うんでしょうね?少し値段は張りますが。

昨日はそれとシチューで夕飯にしました!シチューにはパンが合いますわ。

 

それでは今回の故事成語紹介!今回の故事成語は「武陵桃源(ぶりょうとうげん)」

意味は「今住んでる社会の悩みや心配事から離れた別天地、理想郷の事。」

 

「武陵」というのは中国湖南省にある地名で、「桃源」は理想郷の事。

「桃源郷」というのは聞いたことがある人は多いと思いますが、それを略しているものですね。

晋の太元(たいげん)時代、武陵に住んでいたある漁師が川をさかのぼっていると、桃の花が咲く林に出ました。

さらに進んで水源に至ると洞窟があり、通り抜けると、思いがけない別天地が。

そこは、晋の移民が、俗世間を離れて平和に暮らしている村があったのです。

後日、漁師はもう一度その村に行こうとしましたが、そこには村は無く、とうとう見つけることはできなかったそうです。

 

桃源郷が行こうと思ってもいけないというのは、この故事から来ていたんですね。

この時代でも戦争はあったでしょうし、争いなく平和に暮らせる場所は、まさに夢のような国だったのでしょう。

私も仕事のことを気にせずに暮らせる場所があったら、行ってみたいですよ、えぇ(笑)。

 

それでは今回はここまで!ではでは!