今日は、教え子でマイミクのみぃ♪ちゃんが所属している楽団、『ハルモニア ウインド アンサンブル』の定期演奏会にお呼ばれしてきた。
今回で、ちょうど20回目だというから、大したものだ。彼女は在学中、吹奏楽部に入っていたが、卒業後は社会人の楽団で得意のフルートを続けているらしい。
こういった場にお呼ばれしたら、手ぶらで行ってはいけない。ちゃーんと花束を用意して出かけるのがマナーだと思う。
かくいう私も、大学生のときには手品のサークルに所属しており、発表会のたびにお花をもらったものだ。
手品というと、大抵の人が噴き出し、「何でそんなサークルに入ったの!?」と聞かれてしまう。動機は単純で、「タネが知りたかった」だけなのだが、変人の扱いを受けたこともある。
ついでに、高校生のときは簿記部に所属していたと打ち明けると、「昔から、普通じゃないことが好きなんだねぇ」と呆れられる。それは正しい。平凡で無難で退屈なことは、私の好みではない。
手品のサークルでは、11月から12月にかけて、世田谷区の公共ホールを借りて大々的なマジックショーを行っていた。連日、遅くまで練習し、当日は朝早くから準備をしたり、リハーサルをしたりと大忙しだ。無事、発表会が終わり、出口で友人から花束をもらう瞬間は、これまでの苦労へのご褒美のように感じられた。
両手に抱えきれないほどの花をもらうと、持ち帰るのがひと苦労だけれども、これほど嬉しいことはない。
しかし、当時の彼氏には、私の気持ちが伝わらなかったようだ。「花が欲しい」と頼んだのに、「花屋が見つからなかった」と言い訳されたときはガッカリした。もっとも、彼は毎回欠かさず見に来てくれたから、花がなかったくらいで何十年先まで、ブーブー言われるとは思っていなかっただろうが。
一輪でもいいのだ。演者は、「これからも、楽しんでもらえるように頑張ろう」という気持ちにさせられる。花には、人を和ませ、前向きにさせる力が宿っている。
さて、今日の演奏会では、「花束・贈り物受付」という場所が用意されていた。花束を持っていくと、受取人と差出人を書くメモ用紙に記入するよう指示された。
「To パート 」
メモのフォームを見て、Toのあとに名前を、パートのあとに楽器を書くのだと思った。
しかし、名前を書く欄がやけに狭い。「もっと広くしてよ!」と文句を言いたくなったが、強引に詰め込んだ。
「……お母さん、先に楽器を書くんじゃないの? パートのあとに、様があるよ」
一緒についてきた娘が、笑いながら言った。
「えっ、様?」
メモの右端を見て驚いた。たしかに「To パート 様」となっている。
でも、私は先に名前を書いてしまったから、パートの後ろに楽器名を書く羽目になった。
「To みぃ♪ パート フルート 様」という、しょうもないメモの出来上がりだ。
ひええ、ごめんなさーい!!
これって、立派なマナー違反!?
書き直そうかと思ったが、「大丈夫ですよ」という受付嬢の言葉に安心し、続けて2行目に記名する。
「From 笹木 砂希」
ああ、恥ずかしい……。
お花に罪はないから、許してね~~!
2時間ちょっとの演奏会は、迫力があり、なかなかの盛り上がりを見せた。
来年は、2011年2月11日に実施するそうだ。「20110211」か。数字の並びが面白い。
今度は、ちゃんと「楽器」「受取人」の順に記入するぞっ!!
楽しんでいただけましたか? クリックしてくださるとウレシイです♪
演奏会関連リンク 「勇気がいります……」
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
今回で、ちょうど20回目だというから、大したものだ。彼女は在学中、吹奏楽部に入っていたが、卒業後は社会人の楽団で得意のフルートを続けているらしい。
こういった場にお呼ばれしたら、手ぶらで行ってはいけない。ちゃーんと花束を用意して出かけるのがマナーだと思う。
かくいう私も、大学生のときには手品のサークルに所属しており、発表会のたびにお花をもらったものだ。
手品というと、大抵の人が噴き出し、「何でそんなサークルに入ったの!?」と聞かれてしまう。動機は単純で、「タネが知りたかった」だけなのだが、変人の扱いを受けたこともある。
ついでに、高校生のときは簿記部に所属していたと打ち明けると、「昔から、普通じゃないことが好きなんだねぇ」と呆れられる。それは正しい。平凡で無難で退屈なことは、私の好みではない。
手品のサークルでは、11月から12月にかけて、世田谷区の公共ホールを借りて大々的なマジックショーを行っていた。連日、遅くまで練習し、当日は朝早くから準備をしたり、リハーサルをしたりと大忙しだ。無事、発表会が終わり、出口で友人から花束をもらう瞬間は、これまでの苦労へのご褒美のように感じられた。
両手に抱えきれないほどの花をもらうと、持ち帰るのがひと苦労だけれども、これほど嬉しいことはない。
しかし、当時の彼氏には、私の気持ちが伝わらなかったようだ。「花が欲しい」と頼んだのに、「花屋が見つからなかった」と言い訳されたときはガッカリした。もっとも、彼は毎回欠かさず見に来てくれたから、花がなかったくらいで何十年先まで、ブーブー言われるとは思っていなかっただろうが。
一輪でもいいのだ。演者は、「これからも、楽しんでもらえるように頑張ろう」という気持ちにさせられる。花には、人を和ませ、前向きにさせる力が宿っている。
さて、今日の演奏会では、「花束・贈り物受付」という場所が用意されていた。花束を持っていくと、受取人と差出人を書くメモ用紙に記入するよう指示された。
「To パート 」
メモのフォームを見て、Toのあとに名前を、パートのあとに楽器を書くのだと思った。
しかし、名前を書く欄がやけに狭い。「もっと広くしてよ!」と文句を言いたくなったが、強引に詰め込んだ。
「……お母さん、先に楽器を書くんじゃないの? パートのあとに、様があるよ」
一緒についてきた娘が、笑いながら言った。
「えっ、様?」
メモの右端を見て驚いた。たしかに「To パート 様」となっている。
でも、私は先に名前を書いてしまったから、パートの後ろに楽器名を書く羽目になった。
「To みぃ♪ パート フルート 様」という、しょうもないメモの出来上がりだ。
ひええ、ごめんなさーい!!
これって、立派なマナー違反!?
書き直そうかと思ったが、「大丈夫ですよ」という受付嬢の言葉に安心し、続けて2行目に記名する。
「From 笹木 砂希」
ああ、恥ずかしい……。
お花に罪はないから、許してね~~!
2時間ちょっとの演奏会は、迫力があり、なかなかの盛り上がりを見せた。
来年は、2011年2月11日に実施するそうだ。「20110211」か。数字の並びが面白い。
今度は、ちゃんと「楽器」「受取人」の順に記入するぞっ!!
楽しんでいただけましたか? クリックしてくださるとウレシイです♪
演奏会関連リンク 「勇気がいります……」
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
文字の書く場所なんて、大した事はないさ
要は心だ
俺、コーラスから誘われてるけど、口パクなら入っても良いって言ってあるんやけど…(爆)
実は私も手品大好き人間です
子供たちにねたばれぎりぎりで決してねたをばらしません
次回につなげるためです
少々怖くなっていました
こんな偶然あるのでしょうか
私は今チャイナリングでがんばっています
親指がとても大切ですね
古狸
しっかし先生らしからぬ凡ミス。
試験会場で「名前書いてから回答するように」的な感じのミスですよね??(笑)
二度びっくりで「倍率ど~ん!さらに二倍でど~ん」
はい、気は心。
たとえ「なんじゃこりゃ」と笑われても、お花の魅力を損ねることにはならないでしょう。
でも、ちょっと恥ずかしかった…。
やーね。
様を見落としたのがいけませんでしたね。
受付嬢はメモを節約したかったようで、「大丈夫です」を連発していました。
生徒がよく言うんですが、「だいじょばない」って返したかった…。
くくく~!!
でも、お花よりも、まずは見に行くことが一番でしょうね。
で、どうせ行くならお花を持って、ってこと。
口パクコーラスって何なんでしょ。
バックダンサーのほうがいいんじゃないかしら。
今度はお花をもらう側ね。
頑張って!
えー、シンクロしましたね!!
手品からは、もう20年あまり遠ざかっています。
やってと言われても、できませんね。
東京都には「奉仕」という教科があって、私が手品をしていたことを知っている先生が、「手品教室を開くのはどう?」と聞いてきましたよ。
無理です(笑)
リングは結構重くて大変でしょうね。
私はシンブルとウォンドをしていました。
マイミクになるのは卒業してからかな。
だって、現役の生徒には、私の日記を見せられないでしょ(笑)
てか、ブログの存在自体教えられない~!
たしかに不公平にもつながりかねないから、それは避けています。
教え子という書き方がわるかったかしら。
ちょっと改造しておきますね。
ちなみに、みぃ♪は今23歳か24歳です。