セーラの独り言2

お年寄りの独り言・・・・

テンプルちゃんの未来は漫画家?作家?

2013-08-27 | 日記
 幼稚園最後の夏休みをテンプルちゃんは猛暑もいとわずに東京での
イベントを楽しんだ後に、私たちの待つ家にやって来た。
一年ぶりのテンプルちゃんは、私が想像していたよりもぐんと背が伸びていた。
幼さの残していたお顔もなんだかお姉さんぽくなっていた。
だって、幼稚園では年長組さん、そして、来春は小学一年生になるんですものね。
大好きないとこのピッピ(小六)と片時も離れず、何をするにもピッタンコ。
微笑ましいかぎりのその様子を私は満足をもって見ている。
テンプルちゃんもピッピも両親の愛情に見守られて順調に成長してきた。
 世の中には様々の事情により一人で子供を育てをしている人が大勢いる。
私は、はかり知れない重みと不安と責任を背負い、ひとりで子供を必死に
育ててきた人を知っている。「私は倒れられない」といつも思っているという。
子を育てるには父親の役割、母親の役割が必要であろう。
一人ではあまりにも荷が重すぎる。想像以上の責任の重さを知らねばならない。
 テンプルちゃんのリュックの中にはシール帳、色鉛筆、消しゴム、髪飾り、自由帳
などの宝物がたくさん入っていた。
その自由帳の中にとても上手に書かれたかわいいお話をみつけた。
     「ぞうくんとじてんしゃ」
  むかし、むかしあるところにぞうくんがいました。
  ぞうくんはあさはやくおきてぼうしをかぶりました。
  そーしたらおかあさんがあさごはんできましたよーといいました。
  んーん、きょうはいらないよ、いってきまーす、
  まってといってもきかずにすたすた、ぞうくんたら。
  ぞうくんたのしそうにはしってるね!
  あ!あぶない!つまずいちゃった!
  あ!じてんしゃにゴッンしちゃって
  たんこぶできちゃった!
おちびちゃん作家ここに誕生!!
もう一篇「おしゃれコンテスト」というおしゃまなお話がページごとに絵が書かれ
それにふさわしい文がかかれているのがあった。
手にマニキュアを塗る場面があり、よくみると六本の指が書かれていた。
思わず吹き出してしまった。まだまだ幼さが残っているのが垣間見られた。
沢山の本を読み、想像力を高め、感受性豊かな子供へとの成長を願っている。




あぶなぁ~い

2013-08-20 | 日記
 つい先日の土曜日の午后のことであった。
近くの100円ショップにコピーをしに行った帰りの事である。
店を出たすぐのところに信号機があります。
私は信号機に身を寄せるようにし、日傘をさし信号の変わるのを待っていました。
すると、突然右肩のあたりに何かがあたりました。振り向くと大きな車がゆるりと
バックをしてきて私にぶつかったのです。
信号が赤のうちに渡りたかったのであろうか。車はすぐに止まりました。
私は驚きその場をとびのきました。
私に落ち度はなかったので、「もの申す」つもりで運転席の方に行きました。
運転席にはスキンヘッドの若者ともじゃもじゃ頭の若者がだらしなくおりました。
二人の様子を見たとたん、もの申して反対に言いがかりをつけられたらと、
思うと怖くなりもの申す勢いはどこへやら。
怪我をしたわけではないからと、信号が変ったのを機に急ぎ渡りました。
まもなく私にぶつかった車が通り過ぎて行きました。ぼんやりと見送る私。
仕舞った★せめて車の番号を覚えておくべきだったと後悔したが、
その時にはそんな気持ちの余裕すら持ち合わせていなかった。
後で娘にその時のことを話すと、運転していた人は何かにぶつかったという感触は
持っていたはずだと、そしてすぐに抗議すべきだったとも言うのである。
冷静になって思い返してみると娘の言うとおりである。
時間が経つにつれてあの時、あの車がもし急発進して来たとしたら
私はぺちゃんこになっていたかもと思うと身がすくみ恐ろしさが身を覆ってくる。
なんだか右肩のぶつかったところがちょっと痛い。湿布をはっておこう。
 交通事故ともいえないこの度の車との接触、安全な場所と思って立っていたのに
この事は起った。車の事故だけではない。先日の花火大会でのあの惨事等々。
私たちの周りにはどんなに注意深く気を付けていても思いがけない危険が
そこここにたくさん潜んでいるということ。
運が悪かったなどとは言ってられない。
危険を遠ざけるにはいったい私たちはどうしたらよいのでしようか。


にゃんこお泊り騒動記

2013-08-13 | 日記
 夏休みにピッピ一家が2泊3日の小旅行をするので、ピッピの大切なにゃんこたち
ななちゃんとここちゃんが3泊4日で愛猫カール君の待つ家にお泊りに来た。
二匹とも相当な箱入り娘である。
ななちゃんは以前お泊りをしたことがあるので、さして心配はしていなかった。
案の定、さっさと前に来た時に見つけた秘密の場所に身を隠してしまった。
お泊り初めてのここちゃんは、果してどういうことになるのだろうと、一抹の不安が
よぎった。車で家に着くまでの間、ケージの中で鳴きわめき続けていたという。
ピッピは明日からの旅に胸を弾ませながらも、なな、ここちゃんに心を残しながら
帰って行った。
そうこうしているうちにここちゃんも隠れ場所を何箇所かみつけた。
カール君が近づくとヴッ~とかクワッ~とか威嚇の声を発する。
カール君はすごすご引き下がるもののその近くでゴロリと横になっている。
それは何かをけしかけているようでもある。
彼女たちがいつでもごはん、トイレが出来るよう二か所にその場を用意をする。
深夜そろりと出てきてごはんを食べトイレに行く。その時にカール君が待ってました
というばかりにちょっかいをだすので、深夜の大立ち回りが始まる。
 お泊り3日目、大変なことが起った。こっそりとここちゃんの居場所は常に確認は
していたのに、午后2時以降ここちゃんの姿が忽然とまるで神隠しにあったように
みえなくなった。夕方になっても夜になっても姿を現さない。
外に出るはずは絶対にないのである。
万が一外に出たとすると宅急便がきてドアを開けた時しか考えられない。
でも怖がりで人見知りの強いここちゃんが知らぬ人の足元を潜り抜けて外に出る
なんて全く考えられないことなのだ。まさかと思いつつも何度も外周りをチェックした。
どうしても見つけられなかったらどうしよう、あんなに可愛がっていたここちゃんが
行方不明と知ったら、楽しかった旅もどこへやら、ピッピの落胆と悲しみにくれる
姿を思うにつけ、胸がしめつけられる。眠れぬ夜を過ごした。
午后には帰ってくるピッピ達、それまでになんとしても見つけ出さねば・・・・
私の気づいていない場所がきっとあるに違いない。必死の思いで探していると、
何処からかニャンとかすれた声が聞えたような気がした。
どこ?どこ? まさかの本棚と壁の10㎝もない狭い隙間の所にいた!!
午后12時30分発見。思わず泣いてしまった私。
♪ここちやんここちゃん、どこにいるの、♪ここです、ここです、ここにいます♪
私の呼びかける歌声をこんなところで聞いていたなんて。
1日中、狂ったような暑さの中で起ったにゃんこ騒動。
おかげで冷や汗タラタラの私でありました。
それにしても猫は上手に隠れる場所をみつけるものですね。


とびきりの美味しいジャムを

2013-08-08 | 日記
 毎朝、腸内パトロールのために自己流自家製の無花果甘露煮ジャムを
ヨーグルトに添えて食べている。ここ数年、無花果が出回るとせっせと
無花果甘露煮ジャムを作り、冷凍庫をいっぱいにしている。
自己流ではあるがそれなりに美味しくできている。昨年、近所の小さな八百屋の
おかみさんに美味しい無花果ジャムの作り方のヒントを教わった。
私の作り方とおかみさんの作り方を混ぜて作ってみたところ絶品!だった。
昨秋作った無花果甘露煮ジャムは四月でなくなった。すっきり、がらんの冷凍庫。
自分の作ったものがない今は市販のものを食べている。
それはまことに美味しいに違いないのだけれども・・・
 苺の季節の頃の新聞にこんな記事が載っていたのを思い出した。
「あるイチゴ農家の知り合いからイチゴジャムをいただいた。
そのジャムがとびきり美味しいので、何か秘伝があるのかと尋ねた。
すると、使っている苺は形のよくないもの、粒の小さいもので出荷出来ないものを
集め、砂糖はスーパーで売っているものを使っているだけで、特別のいいイチゴ、
砂糖を使用しているわけではない、との返事。
 イギリスの作家のエッセイの一文に、作家の家に古くから仕えている執事の
淹れる紅茶がとびきり美味しいので、どうしてこんなに美味しいのかと
尋ねる作家に執事は心をこめて淹れているだけ・・・と答えたと言う」。
 そ~うなんだ!
今さらではあるが人の基本は何をするにも心をこめることが大切なのだ。
出荷できない果物を使用してのジャムがとびきりおいしいのは、作り手が心を
こめてつくっているに違いないからなのだ。
そうとは思って見ても、やはりとびきりのものを作るには、人には教えたくない
秘伝・プラスワンがあるに違いないと私はいじわるく?思っている。
秋風が吹き始めたら今年も無花果甘露煮ジャムを作るのを楽しみにしている。
そして、来年の苺の季節がきたらまたイチゴジャムも私流で作ってみよう。
私には秘伝もプラスワンもないけれど、美味しくなぁれ、美味しくなぁれと
いつもより心をこめて心をこめて作ろう。
そうしたら、だれかさんにとびきり美味しいと褒めてもらえるかも。
いくつになっても褒められることを期待している甘ちゃんの私である。
真夏の蒸し熱い夜、眠れぬままに涼しい秋の訪れをひたすら待ち望んだ。