さらたび。~お皿の中の小さな旅

練馬「ケララバワン」でミールスランチ

“東京じまい”をするにあたり、10年ほど前から私の身体の不調を整えてくださった“練馬のゴッドハンド”(って私が勝手に呼んでるだけ)の手技治療院にご挨拶し、帰りに南インド料理店「ケララバワン」でランチ。
昔一度だけインド料理好きな友人とビリヤニを食べに来たことがあるのですが、当時はあまりインドカレーに興味がなかったのでピンとこなかったけれど、のちにビリヤニがメニューにあるお店はあまりないことを知り、かなりレアなお店だったことが分かりました。

細長いお店の中はインドの小物でいっぱい。ひっきりなしにお客さんが来ていました。

ビリヤニを食べる気満々だったのに、いざメニューを見たら「ミニミールス」という魅惑的なものがあったのでそちらをオーダー。+150円でバスマティライスにしてもらいました。

初心者用に食べ方の指南があったので助かりました。パパダムはくずしてごはんにかけるものだったのか!

左のクートゥはお豆や芋の煮込み、右のポリヤルはインゲンとブロッコリーのスパイス炒め。恵比寿のデパ地下のインド弁当によく入っていたおかずの正式名称を初めて知りました。

辛さ控えめのカレー、ヨーグルト、パヤサムはココナッツ、カシューナッツ、タピオカ、ジンジャー入りのミルク味の甘いデザート。

マンゴーのアッチャール、インジブリは生姜とタマリンドのペーストで、どちらも甘酸っぱく、料理に加えて味を変化させます。

後から焼きたてのパロタが来てカレーの配分に困るも、もちもちで香ばしく、そのままでも美味しかったので完食しました。

食後にチャイを頼んだら、目の前でスタンバイしているので何かな?と思ったら、チャイが入った器を高いところからカップに入れてくれるパフォーマンスがあり、一瞬の出来事で写真が撮れなかったちゃんとしたインド料理店のチャイ、おいしい!

上京してすぐの頃。たしか109の上にインドカレー屋さんがあり、「白いカレー」というメニューが珍しくて食べたことがあります。具はマトンでしたが、羊肉はジンギスカンでしか食べたがなく、田舎から来たばかりで食経験が乏しい私にはあまりおいしいと思えませんでした。
​あれから何十年も経ち、そこそこインドカレーも食べているのに、いまだに「白いカレー」に巡り合ったことがありません。上京して早々レアな料理を引いてしまう私って(笑) 。

おまけ。もう一軒、練馬の宿題店「豪雪堂」へ。オーナーが北海道北見出身で、北見の食材を使った具材を選んでコッペパンに挟んでくれます。

北見の名物・ハッカを使ったハッカショコラと、私の大好物ラムレーズン。ふわふわのパンも美味しかったです。北海道の地元の食材を都市で販売するなんて夢がありますね!
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