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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

歌会始

2018-01-13 00:07:29 | 俳句

歌会始なる行事が宮中で行われる。
今、金曜日に行われた。
和歌にはとんと通じないオカブにとっては、やんごとなき方々の作も含めて、歌とは不味いものに見えてしまう。
そもそも和歌というのは、事実を表面に表し、それに一端の情感を込めればよいものであろうか?
それでは俳句の方が、よほど文学的に洗練されている。
和歌が近年乱れたのは、あの俵万智の『サラダ記念日』からだと思うが、そもそも和歌とは雅の道には程遠い、もっと実用的なものとして、用いられ発展してきたものと思う。
だから、万葉集の相聞歌など、誠に実用的で、オカブは、そういうものを昔のツィッターだと思っている。
要は用をなせばよいのである。
しかし、そこは日本人の習性で、文学的要素が重視されるようになってきた。
しかし、オカブは短歌など新聞の投稿欄くらいでしか見たことがないのだが、あれはまさに散文を定型的な形式に収めたものとしか見られない。
そうは言っても、選の中を通ったものであるから、鑑賞に堪えるもの、また巧拙の別があるのだろう。
オカブにとっては不思議だが、より深い世界があると考えている。

歌会始畏みて一首仕る   素閑

奥の道詠み給いけり御会始   素閑

和の道も雅なれかし御会始   素閑

てにをはは整いざるとて御会始  素閑

草莽の選者も歌会始なり   素閑

御会始ここに男児の踏み立てる   素閑

山に雪海に波濤の御会始    素閑


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