ローマ13:7
『あなたがたは、だれにでも義務を果たしなさい。みつぎを納めなければならない人にはみつぎを納め、税を納めなければならない人には税を納め、恐れなければならない人を恐れ、敬わなければならない人を敬いなさい。』
人間らしく生きることは神様が決めたことを正しく行うことです。
人間には決められた義務というものがあります。
義務を果たさない人たちによって秩序が乱れます。
義務を果たさない人によって誰かが犠牲になり、誰かが不利益を受けます。
義務を果たさない人は人からの好意を当たり前と思う傾向があります。
ある70代近いお母さんが二人の娘たちに訴えていました。
二人の娘は結婚して子どもたちがそれぞれいますが、二人ともお母さんに自分たちの子供たちを押し付けて育児をさせていました。
そのうち、お母さんは疲れがたまって 娘たちに育児は出来ないと言いましたが、二人の娘はお母さんに怒りました。
そのことでお母さんの心はすごく悲しくなって娘たちに訴えました。
『私が育児をするのは義務ではない。私が好意で今までやって来たのに、あんたたちはまるでそれを私の義務だと思っている。
私も歳をとってしんどいのに、お母さんのことは何とも思わないのか。』と涙を流しながら訴えていました。
娘たちは自分の義務をお母さんに押し付けていました。
自分の義務は自分が果たすべきで、誰かに自分のすべき義務を押し付けてはならないです。
好意を義務と思ってはならないです。
自分の義務は自分が果たすことが当然です。
【祈り】
自分にある義務をちゃんと果たす者になりますように。
《 3分バイブルボイス 》
【心】ある人の決心 未来はこれからです:申命記29章