Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

Deep South - 言霊と音魂 その1

2007-12-28 10:24:33 | 
【12月24日(日・クリスマスイブ)@せーふぁーうたき~ウェルサンピア】

夜中にまた雷雨があり、今朝も涼しい朝を迎えた。
時間がないこのWSの期間中、無理を言ってでも行きたかった所がある。
それは、【せーふぁーうたき(斎場御嶽)】。

御嶽:うたき。八重山では「おん」と発音。
人々が神々に祈る場所。

前の晩に聞いたらあたしを含めて6人のターラが行きたいと言ったので、
タクシーに来てもらって念願のせーふぁーうたきへGo

タクシーの運転手さんがのんびりした良い人で、
『今年から入場料200円になったんだよー』なんて教えてくれたり。
昨今の聖地ブームで色んな人が色んな念を持ち込むのだろう。
それを止める意味でも仕方のないことだと思う。

雨の後のせーふぁーうたきはひんやりして、凛とした空気が漂っていた。
植物たちは勢いを持って育ち、うたきの空気に清清しさをもたらしていた。



順路どおり回っていく。
ほとけ画師のあやちゃんは、
色々な仏様を参拝するため塗香(ずこう)をいつも持ち歩いている。
初めて知ったそのお香を頂き、身を清めた。
みんな、それぞれの世界で色々な知識を持っていることに感心しながら。

有名な三庫裡。



向こう側から白い光が差し込み、押し戻されるようなエネルギーを感じた。
しばらく逡巡した後6人で入って久高を拝み、三帰依を奉納。



三帰依を奉納すると、急に空気がフレンドリーに。
そして、その場にいたMAMIちゃん、マルちゃん、よーこちゃん、あやちゃん、
あまちゃん、あたしはとっても強い魂の結びつきを感じた。
きっと過去生でどこかで出会ってる6人だって。

その後、ご飯とお風呂とMr.奥の講演会のためにウェルサンピアへ移動。
観光タクシーじゃないのに待っていてくれた与那原タクシーの宮城さん、
Big Mahalo

昨今のスピリチュアルブームで、たくさんの人が聖地になだれ込んでいる。
人が集まればエネルギーが乱れる。
富士山のような霊峰ですら、ゴミ問題で苦しんでいる。
あたし達は聖地を訪れるとき、謙虚でなければならない。
聖地は自分勝手にエネルギーをいただくところではなく、静かに神に祈る所。
お邪魔するのだという気持ちを忘れたら、そこは聖地ではない。
地元の人が大事にしてきた所を、部外者が踏みにじってはならない。

今回のせーふぁーうたきでは、そんな学びがあった。

うたきの後のお風呂では、よーこちゃんの勘違いでまた色々あって…
彼女は本当に笑いのターラだ

Mr.奥の講演会場は室内なのにも関わらず、
その中に色々スピリチュアルな能力を持つ人が集まったものだから、もう大変
第7チャクラは持ってかれるわ、エネルギーあたりしちゃって疲れるわ…
あたしのような未熟者はグラウンディングしておくのに一苦労。

でも、大事なことをおっしゃっていた。
『人間は神ではない。
見える人、聞こえる人は自分を神だと思ってしまうが、
その気持ちを克服することが勝利なんだ』って。
【悟ったという驕りを脱ぎ捨てること】はターラの祈りにも書かれている。
そうか、こういう勝利もあるんだと、今日の奉納のヒントをいただいた。

ずっとゴスペルを歌っているときに抵抗があった【Empty】の概念。
これに近づくヒントがここにはあった。

講演を聞いている間にだんだん強くなってきた雨。
満月の奉納場所を急遽変更しなくてはならず、
主催者は本当に苦労したんだと思う。
あたし達も気が気ではなかったけれど、一旦八角堂に戻って奉納の準備をした。

その2に続く

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