Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

ダンナ、初めて前世を体験す

2008-11-04 23:01:04 | Everyday Life
昨日は嫌々なダンナを捕まえて、ヒプノセラピーの練習。
渋々なダンナは、『オフトに馬券買いに行くから、1時間くらいしかないよ…』。
あたしは『OK!OK!!それまでに終わらせるから』。

江原啓之さんの番組などを見て、自分の前世には興味があるダンナ。
でも、うまく見えなかったら嫌だなぁ…と思っていたようだ。
取り敢えずセラピールームの椅子に座らせ、催眠状態へ誘導開始。
しばらくすると呼吸が変わり、表情もなくなり、催眠状態へ。

催眠状態の脳波はシータ波優位となる。
これは、とっても集中している状態と同じ。
だから、催眠中に思い浮かんだことや感じたことは、
醒めても克明に覚えているのだ。

まず、子供時代へ誘導。
7歳から8歳頃の日常のひとコマを思い出したようだ。
でも、自分では何でこの場面を思い出したのか、理解できないらしい(苦笑)
そして、いよいよ前世へ。

ヨーロッパのどこかの国の10歳の少年。
それが最初に思い出したことだった。
それからさらに誘導していくと、20歳の頃に進んだ。
ドイツに留学していたそうだ。
さらに誘導すると…突然周囲が暗くなり、死んだことを理解したらしい。
そして棺の中の自分を見下ろしていたようだ。

ダンナが突然嗚咽しだした。
『一所懸命勉強したのに、何も役に立てなかった…両親や許嫁に申し訳ない…』
23歳で死んだことは、克明に理解したらしい。

1時間と言う約束なので、意識を戻してこようとすると、『嫌だ』。
おぉ~、最初は乗り気じゃなかったのに、催眠状態で拒否。
催眠状態って世間では誤解があるけれど、自分の意志で何でもできるのだ。
仕方がないのでしばらくほっておき、戻りたくなった時に合図してもらった。

醒めてきてから検証すると、おそらく時代は1920年代。
建物や着ているものなどもディテールを覚えていた。
そしてイケメンだったとの申告もあり…

でも、これで分かったのは、
なぜダンナがたまに死ぬこと対する恐怖を口にするのか、だ。
前世で死んだことを後悔しているから、死を考えると恐怖を覚えるのだろう。

思い出すっていうのは、大きな癒しとなる。
見てきた前世を分析しなくても、
思い出すことによって今生に転生してきた目的も思い出し、癒されるのだろう。
そして、思いだすべきを思い出した人は、ほとんど涙を流す。
もっとヒプノセラピーを究めたくなってきた。