Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

Aloha Spoken Here - 民族の誇り 18,Aug,07

2007-08-30 22:15:17 | 
【8月18日】

8月第3金曜日は【州立記念日】である。
ということは昨日がそうだったのだ。

行きの飛行機の中でもらった小冊子【Maika'i】に、
【Ho'okuikahi】というお祭りについて書かれていた。
※Ho'okuikahiとは、To unite=統合する、ひとつにまとめるという意味

ホテルのフロントで調べてもらったところ、
州立記念日あたりにPu'ukohola Heiauで行われ、
古代ハワイの文化を再現するお祭りのようである。
今年は8月18日と19日に行われるとFree Paperに書いてあった。
これは是非行かなくてはと楽しみにしていたのだ。

しかし残念なことに、去年10月15日にあった地震以降、
Pu'ukohola Heiauに登れなくなっていて、Royal Courtは中止だった。
でも、Caltural FestivalとWorkshop各種は行うとのこと

Big Islandに来て感じたのは、
古代のHawai'iの文化をとーっても大切にしているということだ。
特に、Big IslandはKamehameha生誕の地であり、王族に関係が深い。
Oahuに比べると、Hawai'i文化が生活に根付いているように感じる。

Pu'ukohola Heiauに行く前に、まず朝市を覗いた。
朝市は水曜日と土曜日に開催されているのだが、昨日のフクシマさん曰く、
『一番Big Islandらしい場所』。



Mamo St.の両側、Kamehameha Av.との交差点近辺に市が立つ。
食べ物ゾーン、物販ゾーンに分かれているが、物凄い活気だ
Bis Islandは物価が高いが、こういうところでみんな調達するようだ。
お弁当なんかも売っている。



物販ゾーンは観光客目当てのものもある。
ククイのレイは、後でスーパーで見たものの方が安かった。
朝市に出ていたお店で、$35でビーチバッグを購入。
何と、Sig Zaneで売っているものを作っている所で作られているのだ。
デザインはもちろん違うけど、かなり丈夫なつくり。
He'eのデザインが可愛い
ダンナはMo'oを購入。

その後念願のSig Zaneでワンピースを買い、いざ、Pu'ukoholaへ。



Pu'ukohola Heiauのそばにあった村の跡地で、
Caltural FestivalとWorkshopが行われていた。
キルトやラウハラを編むWS、
昔の武器やタパの模様付けのデモンストレーションなど、どれも興味深い。
そしてこれらは、すべてボランティアの手によるものだ。
伝統的なHawai'ian Foodのも食べさせてくれた。
そして、これもボランティア。
あまりに申し訳なく、Heiauまで戻ってドネイション。





帆走カヌーも再現されていた。



古代の正装をしているひともいた。
男性は、もちろんMalo
Pahuを作ったり、本当にみんな自分たちの文化に誇りを持っているのだ
あたし達はどうだろう。
自分達の伝統と文化について、ちゃんと学べているかな。



その後、North Kohalaまで車を飛ばし、Kamehameha像を見に行った。
実はこの大王像、
1883年のKalakaua王の戴冠式のためにフランスで作ったのだが、
Hawai'iに送るときに船が沈没。
急遽同じ鋳型で複製を作り、HonoluluのIolani Palaceに置いた後の1912年、
この1体目が海から引き上げられたのである。
そのため、Kamehameha生誕の地、Kapaauに安置したのだという。
本人だけでなく、ブロンズ像まで物凄いパワーを秘めているのかな。



その像の前で同じ格好で写真を撮っていたら、
それを見ていたアメリカ人らしきツーリストに大笑いされてしまった…
はは