運命と事情とアピール

2020-04-26 01:37:00 | 独り言

サラ枕家の巣ごもり生活も2か月が経とうとしています。旦那もしばらく自宅勤務が続きそうなので社長が座るような椅子を購入し狭い部屋を圧迫しております

また、高校1年生になった息子は入学式の翌日からずっと休校になっておりますが幸い先週からオンライン授業が開始されて平日は毎日9時から14時までは真面目に時間割通り授業を受けているので親としては本当に有難い

羽生くんのような優秀で真面目なお子様なら放っておいても自ら勉強するでしょうが、サラ枕の遺伝子を受け継ぐ息子が果たして一日どれだけ自ら勉強をするだろうか

なので、オンライン授業は本当に有難いのであります

PCに向かってオンライン授業を受けている息子を見て、当然ながら通信で大学の勉強をしている羽生くんを思い浮かかべ、我が息子と無理やり重ねたサラ枕であります!!!!!!!!

「ああ、羽生くんもこうやって受けているんだなあ…

そして、今思い出しましたが!そういえばNNNドキュメントの時でしたっけ?ノートPCで大学の講義を受けている羽生くんのノートの取り方!!色ペンを使ってましたね。あれを、息子に伝授しよう



そんな羽生くんを思い出し、奥ゆかしくだが熱心に楽しく勉強を頑張っているだろう羽生くんを思い出し、他方では本業の演技以外の価値でアピールする人々を思い出しながら、一昨日から「訂正と謝罪と反省と言い訳様々と奥ゆかしさへの憧憬」の続きを書こうとしていたのですが、何回も書いては消し、書いては消しそしてまた今これを書いております…ブログに何か書くという行為は自分の頭や心の中の整理に役に立つことも多々あります。

何か書いては自分の矛盾や底の浅さに気づき書き直す。それを何回も繰り返して結局ブログの記事が書けず途中で放置。そんな事が今まで何回あったことか!!!!

先日、1日1回はブログを更新したいと宣言したばかりなのに!

このままではまた何も書ずに一日が終わってしまう!だから思いつくまま書きます!(開き直り)


まずは頂いたコメント繋がり

持っている人持っていない人。

私もブログで何回も書いているが羽生くんの強運は偶然ではなく必然の運命だと思っている。それはコツコツ努力を重ねた結果の運命だと。

そして先日芥川龍之介の箴言集『侏儒の言葉』の『運命』内にある言葉が目に入り、これだ!ピンと来たので、シェアします

“運命は偶然よりも必然である。「運命は性格の中にある」と云う言葉は決して等閑(なおざり)に生まれたものではない。”

やっぱりね、そうだよね!という氷川きよしさんの歌声が頭にこだま中



それで今回の本題は「身近過ぎる例えシリーズ」ですなんですが

これは誰もが思う当たり前の事ですが💦

フィギュア選手たちはそれぞれ色々な事情を抱えて競技を続けていますが、そんな事情の大変さを測るメジャーも優劣をつけるルールもジャッジもありませんし作れないです。

勉強とスケートを両立している選手は沢山いるし、働きながら現役を続けている人もいるし、持病を持っている人もいるし、練習環境も様々で、実際平等ではありません。

そんな「あらゆる点で平等では無い」という点を受け入れ、どの選手も必死に闘っているのです。


だから、不可抗力な怪我や病気ならともかく、沢山の選択肢から自ら選んだ大変な環境(大学)についての大変アピールが非常にカッコ悪く感じてしまいます。

これは私が日本人だからなのか。

病気や怪我だって、アピールする人しない人いますけど…


と、このような事を悶々と考えていたサラ枕は、また凄い既視感を感じました

幼稚園、小学校、子ども会、そして中学校の役員決めです!!身近過ぎるにも程がありますが

ほとんどの人は役員などやりたくない。面倒だからだ。

サラ枕の経験では、幼稚園と子ども会の役員は特に負担が大きいので役員決めが大変であった。つまり、平日の昼間に活動出来る人でないと務まらない。

だからサラ枕の時は、仕事をしている人と乳幼児がいる家庭は役員が免除された。

しかし仕事といっても様々である。1日数時間のパートでも仕事は仕事であるから免除される。

専業主婦は当然免除されないが、親の介護で忙しい人もいるし、身体が弱いから出来ないとアピールする人もいた。

同じように身体が弱くても、アピールして役員免除してもらう人もいれば、文句を言わず頑張って役員をやる人もいる。


そして、誰かしら不満の声が上がる。

だから毎年条件を見直したりしていた💦


しかし、いちいち事情を考慮するのも大変だし、厳密に平等にならない。


一方、小学校や中学校の役員は誰も免除せずに全ての人から平等に選ばれた。

結局それが平等なのだ。


と、大した話しじゃなくてすみません


羽生くんが奥ゆかしい人なので、色々思ってしまいました

フィギュアスケート界は「演技以外の価値を有難がり、優劣をつけたがる人々」が沢山いる印象ですが

フィギュアスケート選手に対しては、演技と試合での姿のみで評価したい。

そう強く思ったサラ枕です



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4 コメント

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こんにちは (レモンパイ)
2020-04-26 11:10:20
ブログ続けて下さって、ありがとうございます。
本当にそう思っています。(*´▽`*)

フィギュア界には、「盛ってる男」と「持ってる男」がいるって、ギャグが流行っているそうです、知っていました? 座布団10枚ですよね( ̄∇ ̄;)。誰が考えたんだろう、上手いな~。

タラソワさんが羽生くんを評した言葉の中に「性格を含め、素晴らしい才能」というようなのがあって、いたく感心しました。
昔サッカー日本代表のトルシエ監督が、日本にもワールドクラスの才能は100人いる、その中でものになるのは1人か2人だ、みたいなことを言っていたのも、すごく印象に残っていて、1人と他の99人は何が違うんだろう、と知りたかったですね。
羽生くんはサッカーで言えば、メッシやロナウドです(@_@)

好き放題に言えば、ネイサンも宇野君もパトリックも高橋サンも、羽生くんと元々の才能は同じくらいの、その「特別の才能を持った100人」だと思うのですよ。得手不得手は違うけど。そう思いません? でもその中で羽生くんが抜きんでていったのは、そうさせたのは、何か?って、ものすごく興味のあるテーマなんです。それが知りたくて羽生くんを追いかけているのかも知れない、と思うくらいです。
答は、もちろんわかりませんが、一つわかっているのは、彼らの中で、羽生くん以外は心境というか、言動の理由というか、がわかるんです。もう手に取るようにわかる。
彼らは、特別の才能を与えられているけれど、性格は割合普通ですよね? だからわかる。
でも羽生くんは、本当に「え?」と思うことばかりです(≧∇≦)
あと、わかるのは、どれ程「好きか」の度合いが、桁外れなのかなーです。後世に残る天才たちは、尋常でなく「好き」なものに打ち込んでいますよね。世間が評価しようがしまいが・・・ってレベルに。羽生くんはアスリートで、勝ちたいので、やっぱりそこはものすごく悩んでいると思うんです。世間がどうであれ、自分の美を追求する? なら競技の世界にいる必要ないですもん。
一方ネイサン君は、世間の評価だけが大事、かというと、そうでもない、というところで彼なりにやっぱり苦しいのだと思うんですよ。ジュニアの頃、彼は表現を重視していた、その流れもありシニア一年目は、今のようじゃなかった。
その彼に掛けられた期待は、五輪金で、それには打倒羽生で、4回転を増やし精度を上げるっきゃなく、どんどんそこに特化していった。ルールも彼有利に変更され「盛られ」今に至るわけです。それで楽しいかな?
大学に入って「試合に負けたら世の中お終い、ではない」と気づいたって、言っていますよね。昨シーズンのGPF後くらいかな「ショーマと自分は限界だ」みたいなこと言っていましたね~。で医者になりたいとか統計学が面白いとか、一説ではISUに入りたいとか、最近コーチ資格を「満点で」(これが余計だっちゅーの(´・ω・`))とったとか。一生懸命気晴らししているように見えます。逃げ道一杯作って。「スケートに夢中な少年」ではいられなくなっているんじゃないですかね?
羽生くんはある意味永遠に「スケートに夢中な少年」ネイサンも羨ましいんじゃないかな?
それを可能にしているのは、強靭な意志とか気の遠くなる粘り強さとか、人間離れした純粋さとか、色々常人には考えられない「強さ」があり、それは手に入れられない。

周りが変に持て囃すので気分悪いですけど、アクセサリーが多すぎると中身が詰まらなく見えてくるよ~! と教えてあげたい。ネ(^_-)-☆
返信する
Unknown (sarah_mcla)
2020-04-27 13:59:05
レモンパイさん、コメントありがとうございます♪
「盛ってる男」と「持ってる男」
初めて聞きましたがw座布団10枚追加でお願いしますw
でも、羽生くんという突出した天才のせいで「盛ってる男」にされてしまう選手には同情してしまいます…
そこには個人の思惑を超えた国や組織や派閥の存在がありますからね…
果たして本人がそこまで望んでいたのだろうか…

私も羽生くんファンになり、当初は特に羽生くんの謎を解くべく「天才」関係について色々調べたんですが(笑)
天才の条件や、偉人の名言や各界TOPの言葉と羽生くんの共通性にうなずきまくる日々ですが

それで、レモンパイさんのコメントを読んで思い浮かんだのが米の作家スタインベックの言葉です。

「天才とは、山の頂上まで蝶を追う幼い少年である」

まさに、これが羽生くんとネイサン君の決定的な違いであると納得です。

ネイサン君は賢いから、自分は羽生くんのようには絶対なれないと知っているから、色々模索しているように私にも見えます。

ここでもまた作家さんの言葉ですが、塩野七生さんが天才と秀才と凡人について書いていのが羽生くん、秀才がネイサン君に重なりました

「天才──神が愛した者。
 秀才──神が愛するほどの才能には恵まれていないが、天才の才能はわかってしまう人。ゆえに、不幸な人。
 凡才──秀才の才能は理解でき、尊重はするが、天才の才能まではわからない人。ゆえに、幸福でいられる人。」

レモンパイさんのいうように才能とは、もって生まれた才能だけでなく(TOPスケーターな時点でスケートの才能は突出している)、それプラスアルファのな部分が決定的に違うんですよね…スケートに対する情熱という才能決定的に違う…

そして私も気分が悪いのは、羽生くんのライバルに祭り上げられた選手に対して過剰な評価がされることですね…
でも、今は「勝手に持て囃せばいい」と思ってます
私は羽生くんに専念するだけです
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(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪ (レモンパイ)
2020-04-27 16:47:37
スタインベックの言葉
「天才とは、山の頂上まで蝶を追う幼い少年である」
おおおおおお!!!!!
まさにまさに!
羽生くんは山の頂上まで超を追う少年(*´▽`*)
それです!
殆どの人はそれになれないのです、決して。

そして
天才と秀才(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪ついでに凡才にも当てはまってしまう人がいますね(;'∀')
返信する
Unknown (sarah_mcla)
2020-04-29 09:42:12
レモンパイさん、返信が遅くてすみません

純粋に一心不乱に蝶を追い続ける羽生くんを応援できる我々は幸せですよね

当然苦難も多いからファンも気苦労が絶えないけど、その先に見える未知の世界を羽生くんに見せてもらえる我々は幸せですよね

羽生くんの才能と魅力を理解できる凡人で良かったと、いつも思っています
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