先週のことです。
4月28日に、じゅんちゃんが逝ってしまったというお知らせをいただきました。
じゅんちゃん・・・。
2006年の5月、さかのぼること12年前の猫周りの現場で生まれてしまった5兄弟姉妹の1匹です。
黒いきれいな可愛い子でした。
白猫のようちゃんという先住猫さんがいるお宅の子になりました。
当時まだ小さかったじゅんちゃんは、ようちゃんのことをお母さんみたいに慕って
ずいぶん甘えさせてもらっていました。
飼い主さんもとってもかわいがってくれました。
その後、新しい弟、妹たちも増えて賑やかな暮らしをしていたのです。
動物が大好きなご家族の元、楽しくやっていたと思います。
でも、昨年11月22日にじゅんちゃんといちばん仲良しだったようちゃんが慢性腎不全で召されました。
寂しかったと思うのです。
猫だって人間と同じように、大好きな存在がいなくなれば探したりストレスを感じる生き物ですから。
今回、わずか半年で後を追うかのように逝ってしまったのです。
同じ病だったそうです。
12歳では早すぎてとてもつらいとおっしゃる飼い主さんですが
これがじゅんちゃんの寿命だったと思います。
きっとじゅんちゃんはようちゃんのいる場所にいきたかったのかな。
じゅんちゃんの本当の母猫はさび猫。
最後の最後まで捕獲に手間取り、丸2年をかけて最後は網でつかまえました。
賢くて、威風堂々とした、そしてオス猫にやたらもてる母猫でした。
じゅんちゃんたちのことも橋の下に隠して育てていましたから、保護は頭脳戦となったことをなつかしく思い出します。
保護できた後は、じゅんちゃんとは毎晩いっしょに遊びながら、絶対にいいお家を探すからねと語り掛けていました。
おかげ様で良いお宅にバトンを渡すことができてからは、じゅんちゃんの幸せぶりをいただくお便りで拝見することができました。
今頃、きっとようちゃんと天国で再会を果たし
甘えたり遊んだりしていると思います。
実体のないほわほわの世界で・・・ようちゃんが出迎えてくれたと思うと安心します。
そして、実の母猫ももしかしたらいっしょに出迎えてくれたかもしれません。
飼い主のMさんには、心から感謝しています。
じゅんちゃん、ずっと幸せでした。そして、逝ってしまった後も幸せなんだろうなぁって思うことができます。
本当にありがとうございました。
じゅんちゃん、またね、またいつか会いたいね
ようちゃんの事が大好き過ぎて、辛くても同じ思いをして、ようちゃんの元へ行きたかったのかも知れませんね~
そしたら、ようちゃんに腎不全の時の事「ようちゃんも大変だったね」とか沢山お話し出来ますもの。。。
我が家でも、白猫の事を大好きだった三毛猫が、白猫が逝った後にご飯を全く食べなくなり、後を追って逝ってしまうのでは?と心配した事がありました。
今も同じ場所で眠っているそうです。
猫周りの場所に、じゅんちゃんより半年前に生まれた兄猫、姉猫が今も元気で暮らしています。
イナリ様のおうちの子も仲良しさんだったんですね。
猫だって、好きな相方がいなくなれば落ち込んだりするんですよね
人間と変わらないですね