Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

NY-2-

2012-03-21 01:07:08 | daily life
今日も朝早くから一日中NYを探索していた。ニューヨークの人は朝が早く、色んな所にカフェがあって多くの人がコーヒーを片手に歩いている、そんなことをふと感じた。



初めに僕はずっと見たかった国連本部を目指した。ここでは学生なら11ドルで国連の職員のガイド付きのツアーに参加することが出来る。まず国連本部で目に入ったのが東日本大震災の記念展だった。震災から一年ほど経ったというのにまだまだ海外の人たちにも関心があるせいか、多くの人は足を止めて一つ一つの写真に目を凝らしながら震災のことを考えていたのではないかと思う。ツアーでは基本的には国連の概要や役割について、建物内部を歩きながら紹介しただけだったが無料では見れない施設が見れたのは価値があった。


(うまく全体像が取れなかったので、ウェブからの写真)







次に向かった先はモダニズムの3大建築家の一人、フランク・ロイド・ライトのつくった話題作のグッゲンハイム美術館だった。本当に雑誌などで取り上げられている通りヤドカリの殻のようなデザインだった。でもとてもユニークなのが美術品を斜面を登りながら作品を見ていくというシステム、とてもシンプルで美しいデザインだが、作品を配置すると斜めになってしまうという困難がある。今月はJohn Chamberlainという芸術家の作品が中心に展示されていた。僕はこういうコンテンポラリーアートというのは理解に苦しむためなかなか好きにはなれないのだが今日は少しだけ理解できたかも、そんな気がした。彼の作品ははじめ僕にとってはただの鉄のかたまりにしか見えず、それぞれの作品にどのような意味があるのか理解に苦しんでいた。そこでキュレターに尋ねてみたところ意外な答えが帰ってきた。それというのは、この芸術家は何かを意味して創ろうとした訳ではなく、ただ色や形の構成を直感のようなもので決めているから特に意味はないらしい。でもその意味もない作品も見る側が意味を付けて解釈してもいいんだと。例えば物質を破壊することで新たな美が生まれるという考え方など。以前からコンテンポラリーアートの意味を探し続けていたけど、そうではなくて色や形で好きになってもいいんだ、そう考えると気分が少し和らいだ。






(展示作品は撮影禁止だったため、ウェブからの写真)


美術館の次はすぐ向かい側にあるセントラルパークへ。大学のときから建築の先生が授業で何度もこの公園について取り上げていたのがきっかけでここにやってきた。到着して間もなく気づいたのは、多くのニューヨーカーが湖の周囲をランニングしているというこどだった。男性も、女性も、子供も、大人も、アメリカ人も、外国人も。ニューヨークに住んでいる人は仕事も頑張るけど、運動や遊びも怠らないということを感じさせられた。



そして最後に向かったのはリンカーンパークでのメトロポリタンオペラのマクベスの鑑賞。今日の朝の10時から立ち見席を25ドルで購入したのだが、席にゆとりがあったので始まる直前に座席に無料で係員のご好意で交換していただいた。みんな仕事帰りの方々が多数を占めていたようだが、特に女性の方々はみんなドレスで来ている人が多く、ニューヨーカーのファッションへのこだわりに驚くばかりであった。また初めて見る(世界トップレベルの)オペラは予想以上に面白かった。以前に誰かが行っていたように、オーケストラとミュージックとダンスの3つがくみ合わさって3時間という長い間楽しみが耐えなかった。そしてオペラの最後には観客のほとんどがスタンドオベーションで役者に対して感謝の気持ちをこめてひたすら拍手する。また役者も他の役者をねぎらいながら拍手をする。そういうのって本当に素敵だと感じた。





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