ヒナゲシのことをポピーとも言うし
虞美人草はヒナゲシと思っている、虞美人草もポピーとなると
イメージが少し変わってくる
一般的にポピーと言えばアイスランドポピーと言えるぐらいに
この頃は知れ渡っているような気がする
近くの公園にも植物園の花壇にもよく植えられている
鮮やかなオレンジ色をよく目にする
花びらがすべて落ちているのに
雄しべだけは元気で生き生きして見える
誰かが故意に取ったのだろうか?
もしそうだったとすれば根元近くで切って欲しかった
右側の赤のグループにも
花のついてない茎が、目障りに思う
これも取ってしまいたかったが植物園ではそれも出来ない
観覧者はそこに在る花を観ることと撮るだけを許されている
夏目漱石の小説「虞美人草」は
繊細で詩的で女王のような気位の高い女性が主人公
漱石の虞美人草のイメージは紫(薄紫)
私のヒナゲシのイメージは赤かオレンジ
時代も違うし、環境も違う・・・
もし漱石が今「虞美人草」を書けば
その内容はどう変わったことだろう? とても気になる
文語体から口語体に変わっていることだろうけど・・