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音楽聴き比べ 第4回 マーラ-交響曲第1番「巨人」

2005-11-11 21:27:50 | 音楽聴き比べ
オイラがクラシック音楽を聴くようになって、そろそろ30年ぐらいになるが、昔は、マーラーのレコードなどは数えるほどしかなく、マイナーな作曲家でした。
まあ、大曲が多く、LPも2枚組みになってしまう、ということも影響していたんでしょうか?
CD時代になり、1曲が一枚に収まるようになって、さらに、映画音楽などにも使われているのが知られるようになってから、急速に人気が高まって来ました。
マーラー自身が「いつか私の時代が来る」と言ったとか、言わないとか。
あ~、オイラも言ってみたいねェ・・・(笑)

で、この曲ですが、ワルター/コロンビアOやバーンスタイン/NYPが長らく名盤として聴かれていました。特にワルターは、作曲者との親交もあり、歴史的に忘れてはいけない演奏です。
しかし、今日の技術進歩も相まって、ブーム以来、多数の録音がなされてきています。その中から、これ!というものは、選びようが無いぐらいです。
そんな中、テンシュテット、ドホナーニの指揮のものは、同じ血が流れる者としての共感深い演奏といえるのでは、ないでしょうか。

個人の好みとしては、ケーゲル/ドレスデンPOの演奏が、指揮者の音楽的生い立ちを考えた時、真摯で情熱的なものであると思います。
また、コンドラシン/バイエルン放送SOのライブ録音盤は、指揮者急逝の前日の演奏で、かねてより超名演と言われていたものですが、その白熱した雰囲気が十全に伝わり、早すぎる死を惜しむにあまりあります。
コメント
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