ワニと読むミステリ(ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン )

読むと、ミステリはいたるところに。
 
(J・エルロイ&O・ペンズラー編)
 2001年に発表された短篇から選ばれた20篇の短編集です。とはいえ、ポケミスで590ページくらいなので、かなり重いです。
 この年のゲスト・エディターはジェイムズ・エルロイ、「ブラック・ダリア」、「LAコンフィデンシャル」が代表作。
 暴力的な内容の話が多いです。
麻薬がらみとか。野球、ボクシング。賭博。
開拓時代の鉱山、など。
ユーモア系はなし、なので、ワニ好みではありません。
唯一「ファミリー・ゲーム」(ブレンダン・デュボイス)は、ちょっと気に入りました。
しかし、たくさんの作品の中から選りに選った20篇なので、どの作品も完成度は高いです。

■ベスト・アメリカン・ミステリ
まえがきと解説から抜粋すると。
ホートン・ミフリン社が毎年刊行しているミステリ短篇アンソロジー「ベスト・アメリカン・ミステリ」シリーズの2002年版です。
ミステリ評論家オットー・ペンズラーがシリーズ・エディターをつとめ、毎年交替で著名作家がゲスト・エディターとなるのが特徴で、ここではジェイムズ・エルロイがその任にあたっています。
資格のある作品は、アメリカ人かカナダ人によって書かれ、2001年のあいだにアメリカかカナダの本か刊行物に初めて発表されたものでなければなりません。

主人公: 多数 
場所:  いろいろ
グルメ: なし
動物:  なし
ユーモア: 小


ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
J・エルロイ&O・ペンズラー
早川書房

ミステリ
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