東洋経済オンラインの記事
新型コロナウイルスは主に肺を標的にするが、ほかに腎臓、肝臓、血管も攻撃し、患者の約半数は頭痛、錯乱、せん妄(意識障害の一種)などの神経症状を訴えている。これは新型コロナが脳をも侵す可能性があることを示唆するものだ。
そしてこのたび、新たな研究で新型コロナが一部の感染者で脳細胞に侵入してこれを乗っ取り、自己複製している明確な証拠が示された。新型コロナはまた、周囲の酸素を吸い取って、近隣の脳細胞を死に追いやっているとみられる、とある。
2月10日の時事ドットコムでは、感染源について中国当局は「海鮮市場で売られていた野生動物」としているが「生物兵器用ウイルスが流出した」という見方もくすぶる。背景には情報を隠そうとする当局への不信感もある、と記している。
一方毎日新聞では、新型肺炎めぐり「デマ」「陰謀説」も…… SNS時代の「流行感」に便乗、という見出しを付けて「デマ・陰謀説」と当初からネット記事へ懐疑的な見方をしている。「懐疑的な見出し」を付ける前に、報道としての「裏どり」をしたのだろうか。「裏どり」なしで記事を書いたとすれば、それは報道としての仕事ではなく、単なる「希望的観測・プロパガンダ」でしかない。
9月25日、菅総理は習近平国家主席と電話会談をするらしいが、いつものように軸足をはっきりさせない「全方位外交」などを唱えると、西側諸国から顰蹙を買うことになる。まずは「国賓招待」を白紙にしてほしい。