少しづつ

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犬笛

2015年03月04日 04時03分25秒 | 日記
人間には聞こえないが犬には聞こえる笛があるという
施設に居た頃、いじめられていた子は声を出さずに泣いていた
正確にはうめき声をあげるのがやっとといった感じで絞り出すように
それは声では無く音だった

上村君、あれだけ顔にあざを作って親が気づかないわけがない
何故親に相談しないのか、恥ずかしいのもあっただろう
心配かけたくなかったのもあっただろう
プライドもあっただろう
西ノ島の綺麗な風景から川崎のあの地域に越さざるを得なかったのは
運命としか言いようがない
お偉いさんはおっしゃる
「運命は自分で切り開くものだ」
他人の傷みが分かればもっと違う物言いがあるだろうに
そんな世代がはびこっている次世代は何を感じるか?

無力感のみ

なにが夢と希望を持てる社会づくりだろうか
あらゆる症状となって今後子供たちに信じられない現象が起こるだろう
都会に於いてはすでに珍しくも無い光景になっている

中学の歴史の先生は言っていた
「歴史と言うものは徐々に変わっていく」
少しのずれでも時間の経過と共に振れ幅は増大する
俯瞰で物を見られない限り
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