青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

高校生活をサポート~通級による指導がスタート~

2019-02-12 11:13:51 | うとう塾

 

 30年度から始まった高等学校における通級指導教室の内容を知るために、青森県立北斗高等学校に行ってきました。北斗高等学校は、午前部、午後部、夜間部の単位制による三部制の定時制の学校です。

 入学には県立高校の入試を受ける必要があります。また、通級指導を受けるには、入学後に申請、校長が対象生徒を決定するそうです。通級指導教室は、学習上又は生活上の困難を改善、克服することを目的にしています。通常学級に在籍しながら障害に応じた指導(自立活動)を通級指導教室で受けます。北斗高等学校では、小・中学校での通級指導教室の内容とは違い、苦手な教科の学習を補充するための指導は行っていません。

 北斗高等学校は自分に必要な科目を選択して受けるので、教室移動など自己管理能力が必要だと感じました。映像では、先生から依頼された資料作りや職員室での挨拶、先生への言葉遣い、印刷機の使用など、将来の仕事につながる体験を通した細やかな指導を行っていることが分かりました。その他に、調理実習の企画から調理の手順、調理中の友達とのコミュニケーション等、その子の困っていることに寄り添った指導が行われていました。また、アルバイトの面接対策、学校での休憩時間の過ごし方等、多岐にわたって取り組んでいることに驚きました。

 最後に、今年度は県内での通級指導教室は北斗高等学校1校しかなく、中学3年生対象の学校説明会が9月末に、授業公開が11月中旬にあることが分かりました。

北斗高等学校 山田菜穂子先生から説明を受けた後 校内見学をしました。

参加者からの感想

「通級」のとらえ方が小・中学校と違うのに驚いた。入学できた場合は、先生方のきめ細かい指導が受けられるので安心と思った。

教室が決まっていない等、初めて聞くことが大変参考になった。個人に合っている指導をしていると思った。

思っていた「通級」の形とは違ったが、生徒のことを考えて個々に合った勉強の仕方を提供しているのが素晴らしいと思った。

入試の制度がよく分かった。学校の様子もよく分かって大変役に立った。

等など、北斗高等学校に見学して実際に見て・聞いた経験が、自分の子どもの進学を考える機会につながったようです。

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