今日、最高裁にて「住基ネットはプライバシー権を侵害し違憲だ」として
国を訴えていた裁判で「住基ネットは合憲」という判決が出た。
完全に納得はできないものの、まぁまぁ積極的にプライバシーを
侵害しようという意図はないから合憲だと思いますが。
しかし、判決理由には大いに疑問をもちました。どの部分かといいますと
-------------------------------------------------------------------
(1)システム上の欠陥等により本人確認情報が容易に漏えいする
具体的な危険はない
(2)本人確認情報の目的外利用または秘密の漏えい等は、懲戒処分や
刑罰をもって禁止されている
(3)住基法は、審議会や委員会の設置など、本人確認情報の適切な取り扱いを
担保するための制度的措置を講じている
-------------------------------------------------------------------
という部分。
この中には、万が一漏れた場合の危険性に対する意識が明らかに欠如している。
すなわち「刑罰をもって禁止されている」から誰も漏洩させようとはしないのか?
他の例でも、重要なデータの漏洩はニュースになっただけでも五万とある。
百歩譲って、システム上に欠陥がないとしても、
人間が介在する限り必ず漏洩はありうる話だ。
大体、人間の介在する事柄に完璧などはありえないし、
そもそも最高裁だってミスを犯すことが十分ある得ることだ。
制度上は、弾劾裁判とか民事訴訟と最高裁のミスを訴える手段はあるが
しかし、実態は「裁判所のミスはミスであってもミスではない」というスタンス。
今回の住基ネットの判決理由に重大なミスがあっても、
また判決理由を覆す事態が発生しても、
判決を一度だしてしまった最高裁は知らん顔だ。
大体、実態を伴わない制度の存在にどんな意味があるんでしょうね~。
私は、コンピュータエンジニアとしてコンピュータのセキュリティなんて
殆ど信用していないし、介在する役人がいる限り信用できるわけがないから
住基ネットには大反対、もちろん番号の受け取りを拒否しています。
大体、住基ネットは思想としては良いとしても、時期尚早です。
国税庁も電子申告を推進していますが、データがどこのどの怪しげなサーバーを
経由しているかわからないので、全く信用できませんね。
これなんかは、何十頭も腹をすかしたライオンのオリの中で
人間が厳重だと勘違いしている箱に入れた生肉を受け渡しするようなものです。
今日目に付いた記事:
・新銀行東京「融資半年内に破綻」1割強・今期累損1016億円
私はこの記事に真っ向から反論したい!!確かに融資先の1割が破綻して
他行と比べて多いから「ずさん」と決め付けるのは如何なものか。
確かに短期的に見れば損失額は大きいが、融資した企業が大きく育てば
回収できるものも大きい。
全くこういう記事を書く記者がいる限り、日本では起業家が育たない!
今日の気持ちステータス:
教訓:今日は思いっきり仕事ができると思った日に限って割り込みが入る
今日のオススメサイト:
・ジャパンビジネスニュース
なかなか役に立つ情報もあります
国を訴えていた裁判で「住基ネットは合憲」という判決が出た。
完全に納得はできないものの、まぁまぁ積極的にプライバシーを
侵害しようという意図はないから合憲だと思いますが。
しかし、判決理由には大いに疑問をもちました。どの部分かといいますと
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(1)システム上の欠陥等により本人確認情報が容易に漏えいする
具体的な危険はない
(2)本人確認情報の目的外利用または秘密の漏えい等は、懲戒処分や
刑罰をもって禁止されている
(3)住基法は、審議会や委員会の設置など、本人確認情報の適切な取り扱いを
担保するための制度的措置を講じている
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という部分。
この中には、万が一漏れた場合の危険性に対する意識が明らかに欠如している。
すなわち「刑罰をもって禁止されている」から誰も漏洩させようとはしないのか?
他の例でも、重要なデータの漏洩はニュースになっただけでも五万とある。
百歩譲って、システム上に欠陥がないとしても、
人間が介在する限り必ず漏洩はありうる話だ。
大体、人間の介在する事柄に完璧などはありえないし、
そもそも最高裁だってミスを犯すことが十分ある得ることだ。
制度上は、弾劾裁判とか民事訴訟と最高裁のミスを訴える手段はあるが
しかし、実態は「裁判所のミスはミスであってもミスではない」というスタンス。
今回の住基ネットの判決理由に重大なミスがあっても、
また判決理由を覆す事態が発生しても、
判決を一度だしてしまった最高裁は知らん顔だ。
大体、実態を伴わない制度の存在にどんな意味があるんでしょうね~。
私は、コンピュータエンジニアとしてコンピュータのセキュリティなんて
殆ど信用していないし、介在する役人がいる限り信用できるわけがないから
住基ネットには大反対、もちろん番号の受け取りを拒否しています。
大体、住基ネットは思想としては良いとしても、時期尚早です。
国税庁も電子申告を推進していますが、データがどこのどの怪しげなサーバーを
経由しているかわからないので、全く信用できませんね。
これなんかは、何十頭も腹をすかしたライオンのオリの中で
人間が厳重だと勘違いしている箱に入れた生肉を受け渡しするようなものです。
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私はこの記事に真っ向から反論したい!!確かに融資先の1割が破綻して
他行と比べて多いから「ずさん」と決め付けるのは如何なものか。
確かに短期的に見れば損失額は大きいが、融資した企業が大きく育てば
回収できるものも大きい。
全くこういう記事を書く記者がいる限り、日本では起業家が育たない!
今日の気持ちステータス:
教訓:今日は思いっきり仕事ができると思った日に限って割り込みが入る
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