闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

起業する人にアドバイス

2005年11月14日 23時03分14秒 | Weblog
今日、知り合いの人から今勤めている会社がヤバイので
独立を考えているが、どのような準備をしたらよいのかと尋ねられた。

私の応えは事務手続きは誰でもできるしそれ程難しくない
私が起業した時は有限会社なら最低でも資本金が300万円だったが
今は1円から株式会社が設立できる。

私がアドバイスしたのは、最初1年はとりあえず安定した日銭を稼げるようにして
それにだけに終始するのではなく、将来的展望を持ち
夢を実現するには今何をしなければならないかを考えて行動するのがよいと言った。

決して立派な事業計画を立案して・・・とか
キャッシュフローを考えつつ・・・などとご大層な事は言わない。
最初はそんな事を考えもせず我武者羅に働いていた人が
ちょっと会社が大きくなって小金を持つと
事業計画書はなんだかんだと言うし、キャッシュフローは
どう回すつもりなの?とかの質問を投げかける。

あんた最初からそんな事をちゃんと考えていて
事業計画の通りに会社は進んでいるの?と言いたい。
最初はそれどころじゃなかったはずでしょうと。

私は自分自身そんなご大層な事を言える立場でないし
何と言ってもうちの会社はまだタイトルの通り4年目だ。
これから起業しようとする人と大差ない。

ただ、危ない時期を声、自分がとりあえずここまでやってこれたのは
志があったからだと思っているので、夢を持つ事や志を立てることを
積極的に勧めてはいる。
それらは継続していくために絶対必要なものだと思っているからだ。

私も今でこそ事業計画書を立案したり、様々な理論を用いて
経営に役立ててはいるが、それも本格的なものではない。
将来、会社が大きくなった時にそれらが本当に身に付いていたら
その時になってあわてずに済むから今から準備しているというレベルだ。

松下幸之助さんも最初から教育者であったわけではないし、
ビルゲイツですら最初から経営者であったわけではない。
私だって未だに経営者になりきっていない。

両氏とも経営をとおして自分を鍛え、失敗を糧にして大経営者になられたのだ。
なまじっか中途半端な経営者が、経験の浅い経営者を捕まえて、
立派な事業計画書を求める事自体間違っていると思う。
経営を継続して行くうちに本当に事業計画書の必要性がわかれば
自ずと事業計画書を書くようになるだろうし
資金繰りに窮したらキャッシュフローも考えるようになる。

と私は考えているのでご大層な事は言わない。
それらよりむしろでっかい夢を持って我武者羅に進む事が必要だと思う。
ただ、その時のツールとしてMBAの知識などはあった方が楽だろうけど。

でも1人でも起業家が増える事は嬉しい事である。


今日目についた記事:ヤフー、オークションに不正検知システム導入へ
ちょっと遅かったように思うが・・・

今日のステータス:

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
経営理念 (ふるもと)
2005-11-16 20:00:27
私も、経営理念の大切さを

痛感しています。



ただ今、新しいHPを作成中ですが、

経営理念を最初から考え直しています。

返信する

コメントを投稿