闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

文化と言語の壁は大きい

2015年03月05日 21時03分12秒 | Weblog
現在の私の仕事は、様々な文書の作成。
海外から送られてくる文書を和訳したり、国内の文書を英訳したり、
またそれに付随するデータを海外メーカーに依頼するのがメインの仕事。

先日、国内の顧客から、製品の測定データが欲しいという要望が来たので、
台湾のメーカーに製品の測定を依頼、ところがそのデータは出せないという返事が来た。
何故なら、測定できる装置が無いからだという。

まぁそれはそれで一応筋が通っているのだが、自社に無くても外部の測定機関を利用すれば
データの収集は可能だ、勿論、別途費用はいるが、それほど高いものでは無いし、
向こうとこちらの折半とかで、お互いの負担を軽減できる。

ところが全く聞き入れてくれないので、測定の目的や何故必要なのかを丁寧に説明したのだが、
顧客の目的の中に、台湾製品と日本製品の比較という目的があり、顧客の方での簡単な測定では
台湾製の製品の方が明らかに劣っていたので、もう一度、台湾で測定して欲しいとの事。

ところが私は顧客から聞いた事実を伝えただけだったのだが、それの説明がストレート過ぎた。
そのメールを送るや否や台湾から電話がかかってきた。
「そんなに台湾製品が気に入らないのなら、使うのを止めたらいい」と言ってきた。

どうやら面子を潰されたように思ったらしい。勿論、こちらはそんなつもりは毛頭無い。
台湾の窓口は、仕事を通しての友人で、プライベートでも話の合う気の知れたヤツだ。
でもこの時は、えらい剣幕。

もう一度主旨を説明したのだが、こちらの英語はそんなに熟達していないので
細かいニュアンスが伝えられず、と~~ってももどかしい!!
特に婉曲な表現が身についてないので、どーしてもストレートな表現になる。

向こうも冷静な時は、そのあたりを良く分かって話をしてくれるのだが、
その時は、頭に血が上っているので、まさに火に油。

仕方ないので、中国の話せる人(ネイティブ)に頼んで、中国語で説明して貰い
何とか向こうに理解して貰ったのだが、もどかしさは消えませんね。

多分、面と向かって話をしていたのなら、話も拗れなかったとは思いますが、
普段から、その友人の事については、かなり理解していたつもりだけれど、
深いところまでは、まだまだわかっていませんね・・・文化の壁は大きい。

そして以前より英語はできるようになったとはいえ、まだまだネイティブにはほど遠いので
細かい表現や、婉曲なニュアンスは表現できないので、本当にもどかしい限りです。
まぁこれは時間をかけて、勉強するしか無いのですけどね・・・言語の壁も大きい。

まぁ向こうも悪気が無いし、こちらも悪気が無い事はお互いに理解しているので、
その後は冗談を挟みながら話をしたのですが、本音で話をするにはまだまだだと思いました。
言語に熟達しても、向こうの文化は完全に理解しきれないと思うので、
やはり最終的に妥協点を見つけるには、話し合うしかありませんから、
私の英語力アップは急務ですね・・・ん~~毎日、結構勉強しているんだけどなぁ・・・


今日目についた記事:
 ・「日本車批判」にとどめの反論!? 「習主席も乗っている」と中国メディア
  ははは、「習主席も乗っている」はいい

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 文化の違い、生活習慣の違いを乗り越えるには、言語力が大事だねー

今日読んだ本:
 プロフェッショナルの条件 P.ドラッカー 継続