闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

戦略の失敗

2012年07月09日 23時01分15秒 | Weblog
焦点:パナソニック「脱テレビ」へ切り込む津賀改革、事業売却も
今日のYahooニュースの記事。

幸之助さんが基幹としたテレビを捨て去ろうという決断。
まぁ幸之助さんの時代と状況が違うので、ある意味で仕方ないのかもしれないが
以前もこのブログで書いたかもしれませんけど、少々、技におぼれましたな。
勿論、コストを抑え、生産性を上げてきましたが、今となっては焼け石に水。

どー考えても、戦略の失敗とターゲットの絞り込みの失敗でしょう。
それに加えて、政府からの支援の薄さも、韓国・中国に負けた原因ですね。
まぁパナソニックだけが苦しいのではなく、ソニーも東芝も日立も苦しいでしょう。

私に言わせりゃ、あれだけスキルのない人たちをして
職人技と肩を並べ、売上ベースにして何十倍も稼げるというのは驚異です。
韓国にしても、中国にしても、品質は少し前に日本と同じところまで近づいています。
もちろん凄技の技術者がそれらの企業で育っている事も事実ですが、
それ以外は、日本人技能者より、はるかに劣る技能しかない場合も多い。
にもかかわらず、最終製品は日本製品とニアリーイコールなのですから凄い。

笑い話なのですが、日本人、中国人、韓国人に、明日から1日3時間穴を掘れというと
日本人も、中国人も、韓国人も、数日間はただ穴を掘る。
数日すると、日本人は「何のために穴を掘るのですか」と質問してくる。
それで、これこれのためだと説明すると、それに応じた穴を工夫して掘る。
更に数日すると、韓国人が「何のために穴を掘るのですか」と質問してくる。
それで、これこれのためだと説明すると、なんだと言って穴を掘らなくなる。
そこで「日本人は、もう10m掘ったぞ」というと、韓国人はまた頑張って穴を掘る。
中国人は、質問もせず、ただひたすら毎日穴を掘り続けている。

これは決して、三国の人達をバカにしたものではなく、
今の三国の状況の一端を端的にあらわしていると思いますね。
だから韓国は日本を追い抜くことができたし、中国人はライン仕事には強いと言えます。

まぁそういう話はそれまでとして、日本の家電の生きる道はどこにあるのでしょうか?


今日目に付いた記事:
 ・「ヒ素利用細菌」発見を否定=リンで生存、地球外生命関係なし-欧米2チーム論文
  しかし宇宙レベルでは、どんな生物がいてもおかしくないので、ヒ素で生きる
  生命体も存在する可能性はあるでしょう。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ライジング・サンの斜陽