闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

息がつまりそうな村社会、日本!

2011年09月10日 20時41分29秒 | Weblog
鉢呂経産相、何とも子供じみた言動で引責辞任になりました。
本人としては、軽いジョークのような気持ちでの発言でしょうがね。
でも、被災地の人たちの痛みが心底分かっておれば、あんなバカな発言は絶対出てこない。
今回のことで、なんだかんだと美辞麗句を並べ立ていますが
政府は、被災地の事は問題とは捉えていますが、あくまで事務手続きの一環であり
被災地の痛みが分かっての行動では無いことは明らかです。

さて、関西以外では多分放送されていないと思うのですが
テレビ大阪の番組で「かたじんNOマネー」という番組があります。
その番組は、毎週土曜の午後にオンエアーされていまして
毎回話題のゲストを招き、その中でそのゲストに関係する事柄が
お金に換算するとどの位になるのかなどがメインの内容です。

その番組で、今日のゲストは惑星探査プロジェクトで私たちに感動を与えた
「はやぶさ」で一躍有名になったJAXAの川口淳一郎氏でした。
その中で、「はやぶさ」が大気圏に突入して火だるまになる映像を再び見ましたが
何度見ても感動的なシーンですね、「はやぶさ」は本当にカッコイイ!

でも、今私が今言いたいのは、その番組の終盤に出た話題について。
日本がどうしてこんなダメな国になってしまったのか、その原因について。
今、韓国は国を挙げて様々な分野に投資して拡大しているし
アメリカは、幾度も不況に直面してきたが、その都度、新しい分野に投資して
不況を乗り越えたきたのに、日本は新しい分野には投資をしないので
長期不況にあえいでいることは、私たち誰でもが実感している事実です。

日本が冒険をして投資しないのは、日本人自体に問題があると私は思っています。
日本人にとって失敗するという事は、即、失脚や人間失格のレッテルが貼られるからで
その逆境から再度起き上がって、成功した例は本当にまれなものです。
大体、地域でも会社でも国でも「責任をとる」ということは、我が身の破滅ですから。
それだから、失敗しないように冒険しないのが、村社会で生きていく極意。

そんな国が冒険するはずもないし、国民も冒険しない。
その良い例が、蓮舫さんの「2位じゃダメなんでしょうか?」発言が象徴しています。
確かに、大きな負債を抱えている時に、しめるところはしめるのは当然ですが
明日答えがでなくても、来年に答えがでるなら、いや数年かかっても
大きな利益につながる可能性があるなら、今、投資するべきです。

以前にもこのブログで書きましたが、日本で起業して失敗したら「バカなやつだ」と
後ろ指さされるのに、アメリカだと「よくやった」とヒーローになれるという話。
それは極端な話ではありますが、それが日本を象徴していますよ。
そういう日本は、本当に私にとっては住みにくい場所であり、息がつまりそうだ!

もういい加減、日本人もグローバル化しなければなりません。
政府もそうですが、日本人自体が今の村社会の意識を変えない限り
日本の再生はありませんし、それどころか衰退しかありませんね。
今のままだと、100年後も今と変わらないか、もっと衰退していますよ。

今頃それに気づいて遅い気がしますが、私としては正当に評価してくれるような国に行って
自分のアイデアと実力で勝負したいところです。それで負ければそれはそれで仕方ない。
でも、レッテルを貼られて勝負できなより、余程納得できるものですよ。


今日目に付いた記事:
 ・鉢呂経産相、「放射能」発言などで辞任
  ばーか!考えが幼稚なんだよぉ!!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 若者よ!もっと世界というフィールドで勝負しようぜ!