闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

正しい判断、でも・・・

2010年03月01日 17時29分16秒 | Weblog
昨日は、津波で若干冠水した地域もあったようですが
概ね大きな問題や事故もなく、本当に良かったです。

今日のニッケイネットでは、気象庁が「津波予測が結果的に少し過大だった」と
記者会見で発言した事をあげているが、私としては過小に予測して
大きな被害がでるよりは、余程、良かったし正しい判断だったと思いますよ。
そりゃぁバッチリの結果だとベストに決まっていますが、
自然が相手である以上、なかなかバッチリとは行かない、
そうなると過大に予測してもし過ぎないと思いますけどね。

以前、菅さんが厚生大臣だった時に発生したO157のカイワレ事件
あれだって多くのカイワレ業者が倒産したり、自殺者まででましたね。
結果的に因果関係が証明できず、国が敗訴する事になりましたし
菅さんが少々先走りした感はありますが、
(この騒動で、苦渋を味わった人には大変申し訳ありませんが)
私は、いまだに菅さんの判断は間違っていなかったと思いますね。
あれで放置していたら、もっとひどい結果になったかもしれないからです。
論理的に正しい判断でも、禍根を残す場合もたくさんあると思います。
リーダーやトップは、いつも最悪のケースを考えておかなければならないし
最悪の状態でも最悪にならないように手を尽くさねばなりません。
まぁそのリーダーの立場が、影響力が大きいのであれば、
最悪のケースを、如何に表現して他の人に伝えるかは、
その人の表現力でしょうけどね、下手すりゃパニックになる可能性もある。

今回の気象庁の大津波警報を受けて避難した住民の人たちの中に
気象庁のそれらの発表に対して非難する人は、防災の何たるかが
全くわかっていないバカモノか、余程死にたい人かのどちらかです。
または、パニックが起こるようなとんでもないような発表なら
そりゃぁ気象庁が非難されても仕方ないかもしれませんけど。

そうそう、地震の後、鉄道などでは、列車の運行を止めて
線路や架線などの点検を行いますが、急いでいる時に列車が止まり
イライラする気持ちはわからないではありませんが
「早く列車を走らせろ」と食って掛かっているサラリーマンなどを見ると
自殺願望があるか、自分を虐めるの余程お好きと思わざるを得ません。

鉄道会社側の方が、客よりももっと早く列車を動かしたいのはヤマヤマだが
乗客の安全を確保するために点検するわけで、それを途中で止めてまで
列車の運行をせまる客は、頭がおかしいとしか言えませんな。
とはいえ、気の短い関西人としては、冗長すぎるのも確かにイライラして
おもわず「早よせ~や!」とは言いたくなります
あー私も同類か


今日目に付いた記事:
 ・<妊婦転送死訴訟>遺族の請求棄却 裁判長、救急医療充実を
  これは町や医師の問題というより、国や行政の考え方の問題ですよ

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 転ばぬ先の大きな杖