闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

見事な戦略

2007年08月18日 22時00分54秒 | Weblog
現在、ファミリーマートのキャンペーンで、お茶の伊藤園の製品に
たまごっちで一躍有名になった海洋堂のフィギュアがおまけについて来る。
そのフィギュア、旭山動物園の動物たちがモデル、なかなか面白い企画だ。

このキャンペーンが始まってから、ファミリーマートの伊藤園のお茶が
飛ぶように売れているらしい。
夏で冷たいお茶の需要が増える時期に、さらに斬新な動物園である
旭山動物園の動物フィギュアとくるから、一般の人に加えて
フィギュアファンと動物ファンの心をつかんでいるので飛ぶように売れるわけだ。

フィギュアは全部で6種類、
キャンペーンの期間は限られているので、フィギュアファンとしては
決まった期間内にどうしても全部集めたい、そういう心理も狙っている。
全6種類のフィギュアを集め終わった人やキャンペーンが終わっても
たとえ伊藤園のお茶を買わなくなったとしても、
伊藤園やファミリーマートがまた次の企画をやるのではないかと注目する。
宣伝効果も抜群である。
誰が立てた戦略か知らないが、まさにお見事というしかない。

企業は、あの手この手と自社の製品が売れるために戦略を立てる。
今、特にその競争が厳しい業界が携帯電話(ハードウェア)の業界。
国内の企業同士の競争に加え、韓国や中国、ヨーロッパの携帯電話メーカーが
虎視眈々と日本市場参入を狙っているし、既に参入しているメーカーもある。

新規機能を次々と追加したり、従来の機能をアップさせたり、
それに加えて、より薄くより軽くとしのぎを削る。
最近はそれに同時に、よりファッション性を追求する方向に進んでいる。
もはや、高機能だけでは売れない時代になってきている。

もう少しすると本格的に有機ELが普及してくる間違いない、
そうなると、さらに新しい形の携帯電話が登場してくるだろう。
この業界の競争の激しさは、まだまだ続くだろう。
そうなるとますます製品を売るための戦略が重要になってくる。
携帯電話メーカーの戦略のお手並み拝見だ。


今日目に付いた記事:
 ・東証大引け・大幅に3日続落――ITバブル崩壊時以来の下げ幅
  一挙に下がりましたね~、今後の動向に注目

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・海洋堂
  この会社は、夢を形にする楽しい会社ですね

日本の落日は間近

2007年08月18日 00時26分51秒 | Weblog
今日は先ほどまで仕事をしていたから、ブログを書く時間が残されていないので
少々手短に...

昨夜のでワールドビジネスサテライトで、日本における企業率が
先進23カ国の中で22位と低いと言っていた。
会社法も変わり1円から起業できる環境になったのに
どうして起業率があがらないのかを番組の中で
実際起業した人や、起業したが廃業に追い込まれた人の意見も紹介、
やはり一番大きな問題は、資金繰りの問題。

ベンチャーキャピタルなども数多く出現しているが、いずれもハードルが高い。
アメリカと日本で決定的に違うのが、エンジェルの存在だ。
アメリカの起業家は、エンジェルと直接話をして資金を調達する。
出資したエンジェルは、もちろんリターンを期待して出資するのだが
たとえ出資金が回収できなくても、自分が納得してリスクを負いつつ
自己責任で投資しているので仕方ないと考える。
日本では、そのようなエンジェルが極端に少ない。

私の場合も、以前、このブログでも書いたような気がするのだが
「創業直後」京都の国民生活金融公庫に資金を借りに行ったことがある。
すると開口一番、「御社の実績は?」
バカじゃないか?? 創業直後なのに実績も何もあるものか!
こんなバカげた公的機関が存在する限り、日本での起業率が伸びるはずがない。

有限会社とはいいつつも、社長が大抵連帯保証人だから、
実質的に社長の無限責任になるという現実。
これでは、資金調達は難しいですよね。

起業家が増えないという事は、新しい産業が興りにくく
新しい産業が次々興るアメリカと、どうやって経済の競争ができるんだ?!
現状が続く限り、日本経済は次第に硬直化して競争力を失うであろう。


今日目に付いた記事:
 ・米FRB、公定歩合を緊急引き下げ・0.5%下げ5.75%に
  これで下げ止まりとなるかどうか・・・

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:
 ・恐怖の動物実験
  これは目を覆いたくなるような現実です。
  これは英知溢れる人間のやることでしょうか!私は強い憤りを感じます。
  そしてこういう生命に対する犯罪を防ぐための草の根活動をしています。